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【就活の軸】外資系IT vs 地方公務員:双子の息子が選んだ真逆のキャリアと親のリアル体験談

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同じ家庭で育った一卵性の双子が、片方は外資系IT(理系)、もう片方は地方公務員(文系)に進んだ実話。親として不安だった瞬間、戸惑った判断、そして最終的に感じた「どちらも大変だが違う」という現実を、親目線で具体的にまとめました。進路に迷う保護者に向けた「就活の軸」の作り方ガイドです。

想定読了時間:約6〜8分


目次

この記事の要点(結論)

  • 外資系ITは大学時代の実績や経験。向上心、学び続ける意欲があるか。が重要!
  • 地方公務員は「継続力/筆記力/時事知識」が鍵。長期戦の勉強計画が合否を分ける。
  • 親ができる最重要サポートは「資金援助」と「精神的な見守り」。口出ししすぎないことが最も効果的。
  • 最終的には「子ども本人の働き方の軸」を尊重することが、後悔のない選択につながる。

1. 外資系ITと地方公務員――真逆の就活戦線(比較表)

まずはわかりやすく比較表で違いを確認しましょう。

ポイント外資系IT(太郎のケース)地方公務員(次郎のケース)
求められる能力論理的思考・実績(インターン・ガクチカ)・継続的な向上心教養力・専門知識・時事理解・継続学習力
選考スピード企業によるが非常に速いところも(ES→面接→内定が短期間)長期戦(筆記 → 面接 → 最終合格まで時間がかかる)
準備の中身ポートフォリオ・インターン・ケース面接対策体系的な筆記対策(予備校・公務員講座推奨)
精神的負荷短期の緊張/選考落ちのスピード感に対応する力長期間のプレッシャー/合否待ちの不安
親ができる支援英語学習・インターン費用の支援・模擬面接の環境提供予備校費用の負担・勉強時間の確保・生活面のサポート

2. 太郎(外資系IT)――研究内容や実績が求められた道

太郎の場合、経験したスキルの自己アピールが重要。また、学び続ける向上心も重要

求められたスキル

  • 論理的思考力:ケース面接や技術面接での説明力。
  • 英語力:社内資料やグローバルチームとのやり取りが前提。
  • 実績:インターンや実績

親として実際にやったサポート

  • インターン参加のための交通費・滞在費を負担。
  • 口出しをせず、信じて見守る。

親が気づいたこと(注意点)

  • 大学生時代の研究室や個人での経験、実績が重要
  • 学生時代の「何をやったか」を言語化するスキルが必須

3. 次郎(地方公務員)――筆記と継続力が合否を分ける長期戦

次郎は公務員志望。公務員試験は筆記が中心で、長期的な学習管理が必要でした。

必要だった対策

  • 教養試験と専門科目:基礎を積み上げる学習計画が重要。
  • 時事問題のキャッチアップ:日々のニュース理解が面接や論文で効く。
  • 模擬試験・答案練習:答案作成の訓練が合否を左右する。

親として実際にやったサポート

  • 公務員講座(予備校)受講費を負担。独学での合格は可能でも、時間効率を考えて投資。
  • 公務員試験は長期戦。帰省を強制せず、信じて見守る
  • 模試の受験料や参考書の購入を負担。

親が気づいたこと(注意点)

  • 精神的に“長く続ける力”が必要。挫折ポイントが多い。
  • 民間企業と併願する場合、スケジュール管理が難しくなる。

4. 親として感じた共通点――どちらも「計画性」と「継続力」が命

最終的にどちらの道も、表向きのイメージ(華やか/安定)とは別に、

  • 長期的な計画
  • 日々の積み上げ
  • 本人の意思を理解し、応援し、支える家族のサポート

が不可欠だと実感しました。


5. 親が「やって良かったこと」「やめて良かったこと」

やって良かったこと

  • 経済的支援(交通費・講座費・教材費)を惜しまなかったこと。
  • 息子自身の選択、努力がきっといい方向に繋がることを信じること

やめて良かったこと(口出しを減らしたこと)

  • 具体的な企業名や職種の押し付けをやめた。
  • 小さな失敗に対する過剰な口出しや親の不安の押し付けをしなかったこと。

6. 子どもの「就活の軸」を一緒に見つけるためのチェックリスト(親向け)

ご家庭でできる簡単なワークです。子どもと話すときの指針にしてください。

  1. 働き方のイメージ:週に何時間働きたい?リモートの有無?転勤はOK?
  2. 重視する価値観:安定・挑戦・収入・ワークライフバランスの優先順位を出す。
  3. 必要なスキルと現状:英語・専門知識・勉強の継続力・コミュニケーション力など。
  4. 短期(1年)と中期(3年)の目標:インターン、資格、公務員の筆記合格ラインなど。
  5. 親が出せる支援:金銭、時間、体調管理、メンタリングなど。

7. よくある質問(FAQ)

Q1. 「公務員に落ちたら一般企業に切り替えられる?」

A. 可能ですが、スケジュール管理が課題です。公務員は長い準備期間が必要。かつ結果が比較的遅いのでそこから切り替えて動くのはハード。どうしても公務員志望であれば、公務員浪人も検討してみては?

Q2. 「親はどれくらい口を出すべき?」

A. 最低限のサポート(資金・学習環境)の提供と、精神的な支えに徹するのがベスト。具体的な選択は本人に任せるべき。

Q3. 「外資系の面接で親が手伝えることは?」

A. 模擬面接、論理的思考・自己PRの言語化練習、英語の会話練習などが効果的です。


8. まとめ(親向けメッセージ)

外資系ITも地方公務員も、それぞれに“犠牲”と“得られるもの”があります。親としてできる最良の行動は、子どもの価値観を理解し、必要な支援(お金と時間)を与えつつ、最後は本人の選択を尊重することが大切。

最後に一言:働き方や職種に正解はありません。お子さんが「どんな人生を送りたいか」を話し合い、お子さんを信頼して見守ってあげてください。きっと親の温かい応援が何よりの力になりますよ☺️

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この記事を書いた人

ご覧いただきありがとうございます!
双子の母・のここ・です。
二人は現在社会人。
今まで、親子ともに悩んで失敗して、何度も転びながらやっと自分の足で歩き始めました。
これまでの経験が皆様の参考に。またお役にたてれば。と思い綴っています。
よろしくお願いします

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