~黙って聞くことが“自立”を支える~
子どもが成長するにつれて、
以前のようにポンポンと本音を話してくれなくなった…
そんなふうに感じたことはありませんか?
特に受験期や思春期は、親としての距離感が難しい時期。
それでも、**ふっと子どもの口から漏れる“本音”**に
耳を傾けられた時、に親が気づくか。が親子の関係の鍵となると感じます。
本音は、親が“話を聞く準備ができているか”で変わる
ある日の夕食後、太郎がポツリとつぶやきました。
「正直、受かる気がしない…」
びっくりしました。
普段は「なんとかなるっしょ!」と強気なタイプ。
そんな彼から弱音が出たのです。
その瞬間、私は「大丈夫だよ!」と励ましたくなりましたが、
グッとこらえて、「そう思うときもあるよね」とだけ返しました。
すると、太郎はうつむきながら、
「志望校、変えようか迷ってる…」と続けたのです。
あのとき、否定せず、焦らず、
“ただ聞いた”からこそ、彼の本音が出てきたのだと思います。
本音は、いつでも出てくるわけじゃない
子どもは、ずっと黙っていたのに、
ある日突然、話し出すことがあります。
・お風呂上がりに、ぽそっと
・夜遅く、お茶を淹れていたら
・一緒にテレビをみていて、急に
こんな「なんでもない時間」にこそ、
心の中をちょっとだけのぞかせてくれることがあるのです。
大切なのは、その瞬間を逃さずキャッチすること。
親がスマホや家事に夢中になっていると、
せっかくの「本音のサイン」も通り過ぎてしまいます。
「ちゃんと聞いてくれた」経験が、子どもを支える
子どもが本音を話すのは、
「この人になら聞いてもらえる」と思えた時。
ですから、
話す内容に対してすぐに評価やアドバイスをせず、
ただ“受けとめる”ことがとても大事です。
私自身、「そんなこと考えてたんだね」と言うだけで
子どもが安心した顔を見せた瞬間が何度もありました。
それが自信となり、
「自分の気持ちを、ちゃんと整理できる力」へとつながっていくのだと思います。
親は“聞き役”でいることが、子どもの自立を支える
大人だって、誰かにただ話を聞いてもらえるだけで、
気持ちが軽くなること、ありますよね。
子どもにとってもそれは同じ。
特に受験や進路に迷うときこそ、
「話してもいいんだ」という安心感は、
子どもにとって大きな支えになります。
自立とは、何でも一人で抱えることではありません。
「頼れる人がいる」「わかってくれる人がいる」と思えると、
安心して前を向けるだと感じます。
まとめ:子どもが心を開く、その瞬間を大切に
・子どもが本音を話すのは「安心できる相手」だと感じた時
・本音は、日常のふとした時間に現れる
・聞くときは、アドバイスより“受けとめる”が先
・「聞いてくれた経験」が、子どもの心の土台を育てる
もし、子どもが何かを話し始めたら、
まずは手を止めて、心を向けて、ただ静かに聞いてみてください。
その一歩が、
子どもの“本当の自立”を、そっと後押しする力になります。
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