太郎と次郎は一卵性の双子。生まれた日から高校卒業までずっと一緒でしたが、大学受験では、まさかの**「理系」と「文系」に完全に別の道**を選びました。
「双子同時受験」で直面した**「費用2倍、情報量も2倍」**という最大の壁。このリアルな体験談を基に、親がどう精神的・実務的に乗り越えたのか。これから受験期を迎える双子の親御さんへ、実体験に基づいた具体的な対処法と心構えをお届けします。
🤯 双子受験の最大の壁は「教育費」と「情報量」のWパンチ
双子の子育てでよく「お下がりが使えないからお金がかかる」と言われますが、大学受験はまさに**「話が別」**でした。
💸 目玉が飛び出た?「2人分同時期」の費用内訳
高校からの模試の請求書は当然2倍。公立高校の月の請求も10万を超えたことも一度ではなく…。入学金、受験料、私立併願費用も2人分を同時期に用意する必要があり、目玉が飛び出そうでした。
単なる「2倍」ではなく、同時期にまとまった費用が集中するのが双子受験の最も恐ろしい点です。
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📚 文系理系バラバラ!親の頭を悩ませる「情報戦」の実態
そして費用以上に大変だったのが「進路が違うこと」です。
文系と理系では受験科目も受験日も全く異なり、出願方法や必要書類もバラバラ。三者面談の内容や、調べる学部・大学の情報が頭の中でごっちゃごちゃになり、情報収集の混乱は想像以上でした。
🧠 親が意識すべき「情報整理術」と「メンタルサポート」
情報が錯綜する中で、親として冷静に舵取りをするための具体的な対策が必要です。
文理別々でも混乱しない!わが家が実践した情報整理のコツ
- 受験校ごとのフォルダ管理の徹底: 各校の出願要項、必要な書類、締め切りなどをデジタルフォルダやスプレッドシートで一元管理しました。
- 科目・日程別のリスト作成: 誰が(太郎か次郎か)、何を(科目)、いつ(日程)受けるかを一覧にし、家族全員で共有しました。
感情の波を乗り越える!双子特有のメンタルケアと空気づくり
「太郎の模試は良かったけど、次郎はイマイチ…」という日も、しょっちゅうありました。
こんな時は、家庭内の空気が重くなりがちです。
親としては、成績を比較する言動を絶対に避けるよう細心の注意を払いました。それぞれ異なる努力の過程を認め、「あなたらしさ」を大切にする姿勢を示すことが、双子受験のメンタルサポートにおいては最も重要です。
📝 出願ラッシュを乗り切る!間違いを防ぐためのチェックリスト
出願時期は親の神経が最もすり減る時期です。
親の負担は極限に!受験校別・必要書類の「最終確認体制」
受験校ごとに違う出願方法、必要な書類、締め切りを管理するのは想像以上の作業量です。
私自身、「書類を間違えたらどうしよう…」と気が気じゃありませんでした。出産直後の寝不足の日々よりも、受験期のほうがよほどしんどかったかもしれません。
わが家では、提出前には必ず親子でダブルチェックを行い、書類の不備や記入漏れがないかを細心の注意を払って確認しました。
💡我が家が受験期乗り切った時の秘訣
栄養バランスの整ったものをできる限り受験対策に時間を取るためにとても助かりました☝️
✨ 大変だったからこそ「家族の絆」になった受験期
模試、受験、出願と、すべてのプロセスを2人分同時にこなすのは大変でしたが、今となっては「あのとき、家族で頑張ったよね」と笑って話せる、かけがえのない時間になりました。
共に悩み、支え合い、時にはぶつかりながら歩んだこの受験期は、家族の絆を深める大きな通過点だったと感じます。
📢 これから双子受験を迎える親御さんへ
受験は、親にとっても子どもにとっても人生の大きな通過点。
双子だろうと兄弟姉妹だろうと、受験スタイルや性格はまったく違って当然です。それぞれの「らしさ」を大切にしながら、家族で力を合わせて乗り越える時間にしてほしいと思います。
そして、何より忘れないでほしいのは、「受験は結果だけがすべてではない」ということ。結果ではなく、経験や過程今後社会に出てからの宝になると感じます。
苦しかったあの時間も、きっと将来の糧になります。
今、受験期に向き合う皆さんを、心から応援しています。
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