子育てが終わった今、振り返って思うことがあります。
それは、「子どもを“結果”で評価してしまっていたな」ということ。
テストの点数、順位、通知表――。
どうしても目に見える数字ばかりに反応して、
「もっと頑張らなきゃダメじゃない?」
「全然勉強してないじゃん!」
そんなふうに言ってしまったことが、私にもたくさんあります。
でも、今思うのです。
子どもは“結果”よりも“過程”を見てほしかったのだと。
子供が私に求めていたもの
小さな「気づき」と「声かけ」が育てるもの
小さい頃、子どもは親に見てもらいたくて何度も同じことを繰り返します。
折り紙を見せたり、跳び箱を飛んで見せたり、「見て見て!」と嬉しそうに。
そのたびに、
「すごいね!」
「よく頑張ったね!」
と返していたら、またやって、また見せて、さらに自信をつけていく。
これって、大人になっても変わらないのだと思います。
信頼は、そんな小さな“やり取りの積み重ね”で育っていくんですね。
大学受験も、就活も「誰かに認められてきた経験」が支えになる
大学受験の時も、就職活動の時も、
子どもが“踏ん張れる”かどうかは、テクニックや偏差値だけじゃなく、
「見ていてくれる人がいる」
「自分は頑張ればできる」
そんな根っこの気持ち――自己肯定感に支えられていると、私は思います。
これは、社会に出た後も、何かにつまづいた時、悩んだ時にも大きな差が出るのだと感じます。
今思うこと:もう一度やり直せるなら
私も完璧な子育てなんてできませんでした。
やり直せるならもう一度子育てをやり直したいとも思います。
親も忙しい。余裕なんてない日も多い。
だけど――。
ほんの5分でも
「今日どうだった?」
「困ってることない?」
「最近こんなこと頑張ってるよね」って、声をかけてあげるだけでよかったんだと思います。
でもこれって、ちゃんと子供を見ていないとできないこと。
大切なことだったと今になって反省するのです
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