我が家の息子達が最後まで諦めずに受験勉強を頑張れた理由。
①仲間
一つは、周りの環境だと思います。同じクラスに国立大学を目指す子。一般入試で受験に望もうとしている仲間がいたこと。友達との会話の中で、志望校は言わなくても、朝、授業が始まる前に早くから登校して自習をしている子。放課後も教室で残って勉強している友人もたくさんいたようです。
息子たちが通った高校は、決して地元ではトップ進学校でもありません。
太郎は理系クラス。トップ進学校でもないに関わらず、なぜか当時、優秀な子がたくさんいて、いい刺激をもらっていたようです。
次郎は、クラスの全員が仲が良く、仲間と毎日の勉強時間を報告しあっていたようです。
②絶対に負けられないライバル
もうひとつ、大きな理由が、ライバルがいたことだと思います。しかも同じ屋根の下に😂
太郎と次郎は勿論一緒に暮らしていました😊
我が家ではお互いの成績は開示していませんでした。お互いに開示して、それがいい方向に向かうのであればいいのですが、母である私が、一人がもう一人に叶わないと諦めてしまうのが怖かったのです。ですが、二人は同じ高校だったので、友達を介してお互いの成績は耳に入っていたと思います😂
大学生時代は、離れて暮らしていたせいか、くっついて離れなかった二人ですが、中学、高校、受験時期は二人の会話はほぼない状態でした。今後大人になっても二人が助け合うということをしないのではないかと、心底心配するほどでした😵
ですが、双子というのは同学年。同時期の受験です。受験本番が近づくにつれ、会話はなくとも相手がどんな参考書使っているのか。英単語本も、何を使っているのか。それは、気になっていたようです。
夜、勉強するために一人が自分の部屋に行くと、もう一人も部屋に向かう……という具合でした。
相手の模試も成績も気になっていたはずですが、直接聞くこともなく、親に聞いてくるわけでもなく。という感じでした。
志望している大学すら言い合わない状況。私もそれぞれの志望校を口外したことはありませんでした。家にある大学のパンフレット等で知っていたとは思いますが😂
母である私も恐れていたこと……。
双子といえど、ずっと平等に一緒に生きていけるわけではないとわかってはいるのですが、二人とも、志望校に合格、若しくは二人とも不合格であればまだいいのですが、一人が志望校に合格し、もう一人はだめだったときのメンタル面を心一番心配したのを覚えています。
我が息子たちが絶対に負けたくないのが双子の相手でした。端から見ていてもそれはわかるほど。絶対に太郎は次郎に。次郎は太郎に負けたくなかったのが受験勉強から逃げたくてもにげられなかったのでしょう😂
双子でなくとも、友達でも、成績が明らかにかけ離れた人ではなく、周りの知り合いの中で、絶対に負けたくない相手、いい意味でのライバルを見つけることは、やる気を持続させる力になる。と今になっても感じます。
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