一卵性の双子なのに、文系と理系に完全に分かれた我が家の双子。
塾なし受験だったため、親として最も苦労したのが「情報の量と違い」でした。
この記事では、文系×理系という真逆の進路を選んだ双子の受験を、親としてどう整理し、どう支えたのか。
塾なし家庭だからこそ編み出した“情報整理術”を完全公開します。
🔍 文系・理系では必要情報がまったく違う
受験情報は同じように見えて、実際は科目・大学・配点・勉強法すべてが違う世界です。
- 文系:国語・社会の暗記が重点
- 理系:数学・理科の深い理解が必須、二次試験の記述重視
同じ家に住んでいても、必要な情報が違いすぎて、親が混乱するのは当たり前。
だからこそ“情報の分離と管理”が必要でした。
🗂 親が実際に行った「情報整理術」3ステップ
① 双子それぞれの「受験ファイル」を作る
② 情報が混ざらないよう「色」で分類する
③ 志望校の優先順位を毎月アップデート
① 双子それぞれの「受験ファイル」を作る
我が家は1人1冊のA4クリアファイルを作りました。
用途は以下の通りです:
- 必要な大学の入試科目
- 各大学の配点
- 模試の結果・偏差値推移
- 必要な教材のリスト
- 過去の合格最低得点
- 過去の入試倍率
これがあるだけで、親の頭の中が混乱しないので超おすすめです。
② 情報が混ざらないよう「色」で分類する
我が家のルールは簡単:
- 文系=赤
- 理系=青
クリアファイル・付箋・ノートの色を統一するだけで、情報が混ざらず、一瞬で見分けられるようになります。
③ 志望校の優先順位を毎月アップデート
文理が違うと、志望校の数も必要な過去問も異なります。
そこで毎月、以下を更新しました⬇️
- 最新の模試結果
- 志望校の確認(変更等)
- 科目ごとの優先度
💡 双子だからこそ起きる「文理差の壁」とその対処法
① 勉強の進度が全然違う
理系は理解系、文系は暗記系。進度の差は必ず発生します。
親が比較しないことが最大のポイント☝️。
② 得意・不得意が目に見えて違う
片方が得意でも、もう片方に口出ししない。
「互いに教え合う」より「自分のペースを尊重」のほうがうまくいきました。
③ 志望校の情報量が違う
文系は選択肢が多い、理系は同じような名前の学部でも研究内容が違う。それぞれの入試科目まで考える必要がある。
親は文系、理系の“重さの違い”を理解しておくことが大切です。
🎯 まとめ:文理が違う双子こそ“整理術”で結果が変わる
文系と理系では、必要な情報があまりにも違います。
だけど、親が情報を整理し、混ぜない工夫をするだけで、塾なしでも受験は乗り切れます。
そして何より大切なのは、双子それぞれが「自分の進路」を尊重されていると感じること。
そのために、親の“見えないサポート”が大事なのだと強く実感しました。
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