我が家の息子たちは、奨学金を借りずに大学生活を終えようとしています……。
これは、息子たちに幸せなことなのでしょうか……。
メリットもデメリットもあると思うのですが……。
もちろん、ご家庭の事情や考え方で奨学金を借りて進学しているご家庭があることは存じております。
私は、息子たちが大学受験をするときに、「我が家は国公立でないと行かせることができない」と常々言っていました。
県外の大学、そして私立大学に進学することになった場合は奨学金を借りさせるつもりでした……。
私が奨学金を借りるように息子たちに言った理由は……。
大学に行くからには、本気で受験に臨んでほしかったこと。
大学4年間という時を無駄にしてほしくなかったこと。
奨学金を借りる意味を考えて、それでも行きたい大学。学びたいことがあるのであれば、覚悟を持って進路を本気で考えてほしかったから……。
親が全てしてくれるのが当たり前ではない……。自分で経済面のことも本気で考えて、無駄遣いをしない習慣も身につけてほしかったこともあります……。
社会人になる前に、お金が簡単に手に入ると思ってほしくなかった……。
ですが、私の夫は奨学金を借りないと言い張り、頑として考えを譲りませんでした。
我が家の経済の主体はあくまでも夫……。そのため私の意見を通すことはできませんでした。
夫は、学生時代、経済面で何不自由なく送ることができました。
裕福などでは決してなく、田舎育ちで、戦後に育った両親のため、すごく倹約しながら生活をしていた家庭のようです。
そのため、息子たちの進学にあたっては、夫自身のお小遣いがなくても奨学金は借りないと……。
私と夫が結婚してから、共働きの期間もできるだけ節約をして夫の収入のみで生活をし、私の収入はほとんど貯蓄にまわしていました。これは、息子たちが大人になるまでに、親が健康であるとの保証がないため。また、私自身が経済的な理由で大学進学できなかったため、同じ思いをしてほしくなかったため、できるだけ将来のために貯蓄は頑張ってきたつもり……。
我が家も決して余裕があるわけでもなく、今後老後の資金のことも考えなくてはなりません……。
奨学金を借りて、自分で返済することによって身をもってお金の使い方の学びになるのではないかと思うのです……。
今後、結婚や、子供ができたりしたときには、私は変わらずに、援助をするつもりはないのです……。が、夫は、また、援助したがるのでしょうね……。
バトルは続きそうです……。
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