はじめに
「公務員なら安心」「地元で働いてくれたら」——そんな親心、ありませんか?
でも、転職が当たり前になった今、その価値観は本当に子どもの幸せにつながるのでしょうか。
1. 親が子どもに望む将来像とは?
- 安定した収入・福利厚生(=公務員、大手企業)
- 地元で暮らし、老後もそばにいてほしい
- 家庭を持ち、落ち着いた生活をしてほしい
👉でもそれって「親が安心したい」気持ちじゃない?
👉親世代の「正解」が、今の社会では「正解」でないことも。
2. 変わりゆく時代と働き方
- 転職・副業・フリーランスが一般的に
- AIやテクノロジーの進化で、10年後に存在しない職業も
- 長く1社に勤めることより、スキルや適応力が評価される社会
3. 「幸せ」は子どもが決めるもの
- 「安定=幸せ」ではない
- その子が情熱を持てるもの、得意を生かせる道
- どこで働くかより、どう生きたいかが大切
4. 親にできることは「レールを敷く」ことではなく「応援する」こと
- 多様な働き方・人生観を知る機会を与える
- 本人が考えるチャンスを奪わない
- 「失敗しても戻れる場所がある」と伝える安心感を
5.我が家の場合
太郎はIT企業に就職。次郎は地方公務員として就職しました。息子達が社会人となった今。決して、太郎にIT企業就職を勧めたつもりもなく、次郎に公務員を勧めたつもりもありません。ですが、それは親が認識していることに過ぎず、小さい頃から私が気が付かないうちに安定した職業につくようにレールを敷いてきたのかもしれません。
今の状況が子どもたちにとって幸せなのか、また、今後も幸せが続くのか。と聞かれると今でも疑問が残っています。
大手企業でもリストラが当たり前のようにニュースで流れる時代です。おそらく、正解はなく、まして、親子の希望が一致した企業に就職したとしても、長い年月働いていく中で、この選択が定年までずっと正解だったと感じ続けることは珍しいのではないか。と感じます。
大切なのは、躓いたり、迷ったとき、子ども自身が悩んだうえで、ステップアップする向上心をもって進んでいけるか。が大切なのではないでしょうか。
5.まとめ:子どもの人生は子どものもの
私たち親は、つい「幸せになってほしい」気持ちから口を出しがち。
でも本当に大切なのは、「本人が心から納得できる人生」を歩むこと。
親は、その道のりを温かく見守る応援団でありたいですね。
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