就活で公務員を考えている人へ
大学4年生の就職活動。民間企業にするか、公務員試験に挑むか。
どちらも将来を左右する大きな選択です。そして今、多くの学生が「公務員試験と民間就活の併用」に悩んでいます。
我が家の次男(次郎)は、公務員専願で就職活動を進めました。
この記事では、実際に息子が専願で挑んだ経験から見えてきたこと、そして併願との違いや注意点について、親の立場から率直にお話ししたいと思います。
公務員と民間、併願は本当に可能?
結論から言えば、併願は可能です。
実際に多くの学生が、公務員試験と並行して民間企業にもエントリーし、「もしもの時」の選択肢を増やしています。
ただし、公務員試験の準備は長期戦。
筆記対策や面接対策には、相当な時間と集中力が必要です。
我が家の次郎は「公務員専願」でした
次郎は、高校生の時から明確に「公務員として働きたい」という目標を持っていました。
そのため、3年生の春から本格的に公務員試験の勉強を開始し、民間企業へのエントリーは一切せず、一本に絞った受験対策を進めました。
専願のメリットと覚悟
【メリット】
- 勉強に集中できる
- 自分のペースで対策ができる
- 明確な目標があるためモチベーションが続く
【覚悟が必要な点】
- 合格できなかった場合、「公務員浪人」の可能性もある
- 途中で気持ちが揺らいでも切り替えが難しい
- 周囲が内定をもらう中で焦りや不安を感じることもある
途中で「やっぱり民間に」という切り替えもアリ
併願を勧める人が多いのも事実です。
「勉強しているうちに、公務員の仕事が合わないかも…」と感じた時に、民間にシフトチェンジできる柔軟さがあるからです。
ただし、これはスケジュール管理と自己判断力が問われます。
公務員の筆記対策に全力を注ぎながら、同時に企業研究・エントリー・面接対策…となると、どうしても中途半端になりやすいのです。
結果として、次郎は…
次郎は、国家公務員と地方公務員に合格し、今は社会人として新しい環境で頑張っています。
結果的に「専願で突き進んだことが自信につながった」と言っていますが、それは、公務員一本に絞るという覚悟と準備ができていたからこそ。
親として感じたこと
子どもの進路には、いつも心配がつきものです。
「もしダメだったら…」
「併願しておいた方が安心なんじゃないか?」
そう思うのは当然。でも、本人がしっかり考えて決めた選択であれば、信じて見守ることが一番だと思いました。
✅ まとめ:公務員と民間の併用を考えるなら…
併願型が向く人 | 専願型が向く人 |
---|---|
公務員志望だが、民間にも興味がある | 公務員として働きたいという強い意思がある |
最終的な進路に迷いがある | 学部・学科や性格的に公務員に向いている |
タスク管理・時間管理に自信がある | 長期間の対策に集中できるタイプ |
これから就活を迎える学生さんへ
どちらが正解かは、その人の性格や志望先、状況によって変わります。
自分に合ったスタイルで、納得できる就職活動をしてほしいと心から思います。
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