就活は情報があふれていて、親もつい不安になりがちです。
我が家もそうでしたが、特に男子っていちいち親に詳しく話をしない…。色々と口出しをされたくない…。ということもあると思うのですが、親が就活のことを何も知らなければ、「親に言っても伝わらない」とか、「何も理解してくれない」と思われて、最終的に決まってから報告のみ。ということも…。少しでも下記のような最低限のことを知っておくことと子供の意思を理解することで就活の会話の糸口になるかもしれません
ここでは、親の立場から就活に必要な基本情報を整理してみます。
1. 就活の基本的な流れを知っておく
就活はおおまかに次のステップで進みます。
- エントリー(Webで申し込み)
- 書類選考(エントリーシートや履歴書)
- 適性検査
- 面接(複数回ある場合も多い)
- 内定
この流れを知っているだけで、子どもが「今どの段階にいるのか」が見えて、無用な心配をせずに済みます。
2. よく出る質問を理解しておく
就活では必ず「自己PR」や「学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)」を聞かれます。
親が代わりに答えるわけではありませんが、
「こんなことを聞かれるんだね」と知っておくだけでも、子どもの話を聞くときに理解が深まります。
3. 企業研究の重要性を知る
企業の基本情報(仕事内容・勤務地・給与・転勤の有無など)は、就活で欠かせないチェックポイントです。
親としては「この会社、大丈夫かな?」と気になる部分ですが、そこは本人がきちんと調べていることが多いです。
公式サイトだけでなく、就職四季報や口コミサイトも参考になると知っておくと安心です。
4. インターンやOB・OG訪問の意味
最近の就活ではインターンが本選考に直結する場合も増えています。
また、大学のキャリアセンターを通じてOB・OGに話を聞けるのも大切な情報源です。
「うちの子はインターンに行ってるのかな?」と心配するよりも、
「インターンや先輩の話を聞く機会があるんだね」と理解してあげるほうが支えになります。
5. 親ができること
就活はあくまで子どもの挑戦ですが、親としてできることもあります。
- 話を聞いてあげる(アドバイスより“傾聴”が大切)
- 面接や説明会で着るスーツを用意するサポート
- 遠方での面接に必要なお金や交通手段の助言
細かい中身に口を出すよりも、環境を整えてあげることが親の大きな役割です。
まとめ
ただでさえ情報が多い就活ですが、「親として最低限知っておくこと」を押さえておけば、見守る側も少し安心できます。
- 流れ(エントリー → 書類 → 面接 → 内定)
- 自己PRやガクチカが大事
- 企業研究では勤務地や福利厚生も確認
- インターンやOB・OG訪問が重要になっている
- 親は「環境づくり」と「話を聞く」役割に徹する
そして、あくまでも社会に出たことのない学生。学生の視点と、社会人の先輩である親との視点は違うと思うのです。
確かに、親の人生ではなく子供の人生。親世代とは時代が違うので全て親世代が正しいわけではないことも踏まえつつ、会話の糸口を見つけて必要なことは子供に伝えたいですよね。
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