受験生本人も、たくさんのストレスを抱えています
受験が近づいてくると、親の方も落ち着かなくなりますよね。
「勉強しているのかしら」
「模試の結果が思わしくない…」
「このままで間に合うの?」
心配で、つい口を出したくなる気持ち。私も何度も経験しました。
でも、ふとある時気づいたんです。
いちばんプレッシャーを感じているのは、本人なんだなって。
見えにくいけれど、受験生は常にプレッシャーの中にいます
毎日大量の勉強、成績の変動、模試の判定、周りの目。
「頑張らなきゃ」という思いと、「でもうまくいかないかも」という不安の中で、心のバランスを保とうとしています。
特に、模試の結果が悪かったとき、本人は言葉にしなくてもすごく落ち込んでいたり、
友達が推薦入試で合格した話を聞いて、自分の立ち位置と比べてしまったり。
私たち保護者から見ると、スマホを見ている時間が長く感じたり、
イライラして口調がきつくなったりすると、つい「ちゃんとしなさい!」と注意してしまいがちです。
でも実は、それって心のSOSのサインかもしれません。
「大丈夫だよ」のひと言で、ふっと力が抜けることも
保護者にできることは、意外とシンプルかもしれません。
たとえば、
「最近よく頑張ってるね」
「模試は気にしすぎなくて大丈夫」
「信じてるよ」
そんな一言で、少し心が軽くなることってあると思います。
我が家の息子たちも、ふだんは素っ気なかったけど、
たまに「ありがと」とポツリと言ってくれることがありました。
言葉にしなくても、ちゃんと伝わっていたのだな、と感じた瞬間です。
親も完璧じゃなくていい
受験生もストレスを抱えているけれど、親だって不安や焦りがありますよね。
それでも、家庭だけは落ち着ける場所にしてあげたい。
そんな想いで、毎日声かけやご飯作りをしている方も多いと思います。
でも、無理しすぎなくていいんです。
完璧じゃなくても、「味方でいるよ」という姿勢が伝われば、きっと大丈夫。
最後に
受験というのは、子どもにとっても、親にとっても、長くて苦しい道のりです。我が家も、記憶がないほどに大変な時期でした。
だけど、その中でも親子の信頼関係は深まるチャンスかもしれませんね。
「受験生もストレスがいっぱいなんだな」と、少しだけ心に留めておくだけで、
きっと接し方がやわらかく、あたたかいものに変わる気がしています。
大変な時期ですが、同じように悩んでいる保護者の皆さん、陰ながら応援しています
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