はじめに
「模試でE判定が出た…どうしよう。」
子ども以上に動揺してしまうのが親の本音ではないでしょうか。
でも、このときの親の声かけや対応しだいで、子どもの気持ちは大きく変わります。この記事では、親がやってはいけない声かけと、正しいサポート法を体験談を交えて紹介します。
親がやってはいけない声かけ3選
① 「なんで勉強してないの?」と責める
E判定が出た直後は、子どももショックを受けています。
そこに「だから言ったでしょ」「勉強が足りないんじゃない?」という言葉をかけると、気持ちが折れてしまい逆効果です。
② 「この大学は無理なんじゃない?」と可能性を否定する
模試の判定はあくまで“現時点”の結果。
本番までに逆転合格する人もたくさんいます。可能性を否定する言葉は子どものやる気を奪います。
③ 親が一緒に落ち込む
子どもは親の反応を敏感に見ています。
親が「もうだめかも…」と不安な顔をすると、その気持ちが子どもに伝わり、さらに不安を大きくします。
親ができる正しい対応3選
① 「今の課題が見えたね」と前向きに受け止める
模試の意味は「合否判定」ではなく「課題発見」。
「ここを伸ばせば大丈夫」と前向きに声をかけてあげましょう。
② 結果より“行動”を褒める
「最後まで時間を使い切ったね」
「ちゃんと模試を受けに行けたね」
と、結果以外の努力を認めてあげることが自信につながります。
③ 計画を一緒に見直す
模試の後は、ただ励ますだけでなく「どの科目に時間をかけるか」を一緒に考えてあげるのも親の役割です。
具体的には、過去問や通信教材を取り入れるのも効果的です。
我が家の体験談(双子の場合)
我が家の双子も、高3の夏の模試でそろってE判定をもらいました。
親としては正直「どうしよう…」と不安でいっぱいでしたが。私も出来た親ではなかったため正直一緒に落ち込んでいたこともあります。でも「今の弱点がわかったのは大収穫だよ!」と一度声をかけたところ、声には出しませんが、少し納得したようで、すぐに自室に行き机に向かっていました。
まとめ
- 模試のE判定は「課題発見のチャンス」
- 親がやってはいけないのは「責める」「否定する」「一緒に落ち込む」
- 正しい対応は「前向きに受け止める」「行動を褒める」「計画を一緒に見直す」
模試はあくまで通過点。本番までにできることはたくさんあります。
親がブレずに支えてあげることが、子どもの力になります。
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