「理系は留年が多い」と聞いたことはあっても、それをわが子の話として突きつけられる瞬間は、ある日突然やってきます。
「最後の授業料引き落としだね」と思っていたら…
大学の授業料は銀行口座からの自動引き落とし。
息子たちが大学4年の時、

これで最後だね
と、何気なく息子・太郎に声をかけたときのことでした。



卒業できたらね。研究室によっては、半分くらい卒業できず留年するから



え……?
一瞬、言葉を失いました。
理系の大学生活は、4年生になれば自動的に卒業できるわけではないのです。
特に研究室配属後は、想像以上に厳しい世界が待っています。
太郎の進学先。いわゆる地方の国立大学でも。です。
なぜ理系は留年が多いのか?
理系の留年が多い理由は、決して「能力が低いから」ではありません。
主な理由は以下の通りです。
① 研究室配属が“ふるい”になる
- 成績・単位数・希望順位によって配属が決まる
- 配属されなければ、その時点で留年確定のケースも普通にあり得るのです。
② 卒業要件が「研究成果」に依存する
- 実験・データが出ない
- 研究が間に合わない
- 発表・論文が基準に達しない
授業とは違い、努力=結果が保証されないのが研究です。
③ 就活と研究の両立が想像以上に過酷
- 日中は研究、夜は就活
- 発表前は休日も研究室
体力・精神力ともに消耗します。
留年=人生終了、ではない。でも現実は厳しい
太郎に聞いたところ、



留年すれば、内定は白紙になる可能性が高い
就活は「一からやり直し」。しかも
授業料も追加で必要
という、なかなか厳しい現実が口から出ていました。
ただし重要なのは、留年=失敗ではないということ。
難関大学、研究が厳しい分野ほど、留年は珍しいことではありません。
企業側も理系の留年事情を理解している場合が多いのも事実です。
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親ができることは「口出し」ではなく「環境を守ること」
研究室配属後、親ができることは実は多くありません。
✔ 勉強や研究内容に口出ししない
✔ 就活の進捗を詮索しすぎない
✔ 「卒業できるよね?」とプレッシャーをかけない
その代わりに、
- 生活リズムを乱さないサポート
- 体調を気遣う
- 金銭面の不安を最小限にする



“安心して踏ん張れる環境”を整えることが、最大の支援なのです。
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まとめ|理系の留年は「珍しいこと」ではない
理系大学生の留年は、親が思っている以上に身近で現実的な問題です。
でもそれは、
- 怠けているから
- 能力が足りないから
ではありません。
研究という世界に本気で向き合っている証でもあります。
当時、研究発表に向けて必死に頑張っていた太郎。親としてできるのは、信じて見守ることだけ。
同じ不安を抱えている保護者の方へ。



「理系の大学生活はそういうものだ」と理解することが必要なのです。
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