双子でも食の好みも性格も違う——一卵性でも個性は育つもの
我が家の双子は一卵性。
小さいころは、本当に「そっくり」でした。夜中に同時に寝返りをうったり、同じおもちゃに興味を示したり——まるで鏡を見ているような不思議な感覚でした。
同じ食卓で、同じごはんを食べ、同じ学校に通い、友達も共通。
環境としては、ほとんど差がないはずなのに……不思議なことに、性格も好みもまったく違う二人に育ちました。
食の好みも正反対に
太郎は和食派。焼き魚や煮物などを好みます。どちらかというとお魚が好き。
一方、次郎は洋食派。ハンバーグやパスタなど、ボリュームのある食事でお肉系好み。
同じメニューでも、太郎は副菜を丁寧に食べ進め、次郎はメインから一気に食べきる——そんな姿にも、性格の違いが。
性格の違いも面白いほど
太郎は生真面目で周りをよく見るタイプ。
自分だけが先に行動するより、周りを見てバランスを取ることを大切にするタイプ。小学生のころからクラスのまとめ役で、先生からの信頼も厚い子でした。
次郎はというと、悠々自適でマイペース。
自分のペースを崩さず、興味のあることには一直線。周りに流されず、自由に動くタイプです。よく言えば「芯がある」、悪く言えば「マイペースすぎる」かもしれません(笑)。
今になって感じることは、太郎は私の家系に似ていて、次郎は夫の家系に似ています。
遺伝子ってすごいですね
社会人になっても変わらない個性
社会人になった今でも、その違いははっきりしています。
太郎は、限られた仲間と深く信頼関係を築くタイプ。
一方、次郎は誘われたら断らず、幅広い人付き合いを楽しむタイプ。
同じ家庭で育ち、同じように愛情をかけてきたのに、こうも違うのかと驚くこともしばしばです。
一卵性の双子でも、ちゃんと「自分らしさ」があるんですね。
おわりに
双子というと「性格も似ている」と思われがちですが、実際はまったく違う個性を持っています。
だからこそ、二人を見ていると人って面白いな。と感じます😄
同じ環境でも、感じ方も考え方も違う。
それぞれが自分の道を歩んでいる姿を、これからも見守っていきたいと思います。
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