わが家の双子の息子たちも社会人。そのうち一人は地方公務員として働いています。そして実は、私の夫は国家公務員。
「公務員家庭」と言われることもありますが、家の中に「国家」と「地方」の両方がいると、その違いが驚くほどよく見えてきます。
今回は、子供が「公務員になりたい」と言い出したとき、親としてどう向き合い、どう種類を見極めればいいのか。わが家のリアルな視点でまとめました。
1. 国家 vs 地方:わが家で見つけた「決定的な違い」
まずは、親として一番把握しておきたい「国家公務員」と「地方公務員」の比較です。
| 比較項目 | 国家公務員(夫のケース) | 地方公務員(息子のケース) |
| 仕事のスケール | 国全体の制度設計や管理。 | 住民に直接届くサービスの提供。 |
| 転勤・異動 | 広域(全国レベル)。 単身赴任や引っ越しが当たり前の世界。(転勤場所が限定されている場合もあり) | 限定的。 基本的にその自治体内のみ。(まれに限定期間で県外勤務有) |
| 親としての安心感 | スケールの大きな仕事に誇りを持てるが、家族の時間は犠牲になりがち。 | 地元に根ざした安心感はあるが、災害時などの現場対応は壮絶。 |
「公務員ならどこでも安定で楽」というのは昔の話。
夫を見ていると、全国転勤が当たり前。また、政策等が変われば、リアルに仕事内容に変化が起きています。また、息子を見ていると、地域の人のために働いているのが目に見えてわかります。
2. 志望先を選ぶときの「3つのチェックポイント」
就活生本人も、そしてサポートする親御さんも、ここだけは冷静にチェックしておくべきポイントです。
① 転勤の「覚悟」はできているか?

のここ就活生は、結婚してからのこと。子供ができてからの学校のこと等が想像できない場合が多いです。
実際に、転勤がある。ということを独身時期だけではなく、将来も踏まえて考える必要があります。
- ある場所に拠点を構えて落ち着いて生活がしたい: 市役所、町村役場。
- 県外へも飛び出したいなら: 国家公務員。※国家公務員でも、全てが全国転勤というわけではありません。地域が限定されるものもあります。
② 試験難易度と「学歴」の現実
公務員試験には学歴フィルターはありませんが、「試験の準備期間」は種類によって全く違います。
- 国家総合職(旧1種): 1年以上前から猛勉強が必要なトップ層。いわゆる、キャリア官僚
- 地方上級・国家一般職: 大学生が「就活」の一環として対策するボリューム層。
- SPI枠: 最近増えている、民間併願しやすい「筆記試験なし」の自治体。
我が家の次郎は、国家総合職になるつもりはなかったようですが、模試感覚で国家総合職の試験も受けていました。
③ 部署ガチャ・人間関係の濃さ
- 国家: 組織が大きく、異動のたびに人間関係がリセットされます。
- 地方: 組織が小さいため、数年後にまた同じ人と仕事をすることがあります。これによって、いい人間関係を作ると、助けてくれたり相談に乗ってもらえたりするメリットも。
\ 実績豊富 /
3. 仕事内容
国家公務員・地方公務員専門職:就職先にもよりますが、省庁や、仕事の専門の役割が決まっているので、転勤等があっても仕事内容は変わらないことも多い。
地方公務員:ほとんどの場合、一定期間で部署移動があるため、仕事内容はガラリと変わる。変化はあるが、1から仕事内容を覚え直しする必要も出てくる
4. 選び方のアドバイス
夫(国家)と息子(地方)を見ていて思うのは、「将来どんな生活をしたいか。仕事内容に変化を求めるか」を理解して決める必要があります。
- 広い視野で、国の仕組みを動かしたい!→ ならば、転勤を覚悟で「国家公務員」へ。
- 目の前の人の役に立ち、地域に根ざした生活を送りたい!→ ならば、地元の「地方自治体」へ。
息子が地方公務員を目指すと決めたとき、夫は「国家の苦労」を知っているからこそ、黙って見守っていました。逆に息子は、父の様子を見て「自分はもっと地域に近いところで働きたい」と感じたようです。
\ 合格実績多数 /
5. 案外、親子で公務員も実は多い





親が同じ地方公務員で働いている人が多いんだ(別部署)



同僚の息子さんは県庁に就職したそう
結構、親子で公務員。という家庭は案外多いようです。
同じ市役所。とか同じ県庁。また、我が家のように、親子で国家公務員、地方公務員に分かれているのも珍しくないです。
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まとめ
公務員といっても、転勤の有無や、仕事内容は本当にさまざまです。
また、働く場所も限定的なのか、広い範囲で仕事をするのか。も違ってきます。
国家公務員であれ、地方公務員であれ、「本人が納得して選んだかどうか」が、長く働き続けるための一番のポイントだと確信しています。



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