この記事は、「塾なしでスタディサプリだけで大学受験を乗り切れるの?」と不安を感じている保護者の方に向けて、実体験をもとに書いています。
結論|スタディサプリ×塾なしで大学受験は「できた」
最初にはっきり言います。
のここ我が家は、双子の息子2人とも、塾に通わずスタディサプリを活用して大学受験を乗り切りました。
ただし、「スタディサプリさえあれば誰でも大丈夫」とは言いません。
うまくいった理由には、親の関わり方や、学校の先生との連携など、いくつかの条件がありました。
この記事では、なぜスタディサプリを選んだのか、実際にどう使ったのか、そして正直に「足りなかったこと」も含めてお伝えします。
我が家がスタディサプリを選んだ理由
双子の塾代は2倍。受験費用の「全体像」を見て判断した
我が家が塾なしを選んだのは、「お金をケチりたかった」のではありません。
教育費の全体像を見たら、塾代だけに大きなお金をかけるのが合理的ではなかったのです。
大学受験の前後には、こんなに大きな出費が待っています。
- 受験料(1校あたり数万円。複数校受ければあっという間に10万円超え)
- 滑り止め私立の入学金(数十万円)
- パソコンなどの初期費用
- 一人暮らしの家具・家電・アパートの初期費用
- 大学の入学金・授業料
- 毎月の生活費
これが、双子なので2人分です。
もし塾に通わせていたら、1人あたり年間50〜100万円。2人で年間100〜200万円。
一方、スタディサプリのベーシックコースなら月額約2,178円(税込)。2人分でも月に約4,400円です。
年間で比較すると、こうなります。
| 塾(2人分) | スタディサプリ(2人分) | |
|---|---|---|
| 年間費用 | 約100〜200万円 | 約5万円 |
この差額を、受験料や入学後の生活費に回せたことは、結果的にとても大きかったと感じています。
ベーシックコースと合格特訓コース、どちらを使った?
我が家が受験期に利用していたのは、合格特訓コースでした。
月額約10,780円(税込)と、ベーシックコースに比べると高めですが、担当コーチがついて学習計画のアドバイスをもらえるプランです。
2人分でも月に約2万円。塾に通うことを考えれば、十分に費用を抑えられました。
【2026年最新情報】合格特訓コースは終了しました
ここで知っておいていただきたいことがあります。
合格特訓コースは、2026年3月30日をもってサービスを終了しました。
現在はベーシックコース(月額2,178円・税込)のみの提供となっています。
「じゃあ、コーチのサポートがないのに大丈夫なの?」と思われるかもしれません。
正直、合格特訓コースのコーチには助けられた部分もあります。
でも、我が家の経験から言えば、コーチが担っていた役割は「親」と「学校の先生」で十分に補えると感じています。
具体的にどう補うかは、このあと詳しくお伝えします。
スタディサプリの「ここが良かった」4つ(親目線)


2人分でも家計に優しい
先ほどお伝えした通り、塾と比べた費用差は圧倒的です。
でも、安いだけではありません。
スタディサプリの講師は、大手予備校で教えていた実力のある先生ばかり。月額約2,000円で、全科目の授業が見放題というのは、本当にコスパが良かったです。
参考書代は惜しまず出しましたが、それを含めても塾に通わせるよりずっと少ない出費で済みました。



浮いたお金は、受験料や入学後の費用に回すことができました。
受験全体を通して、いいお金の使い方ができたと思っています。
それぞれのペースで進められた
双子と言っても、得意科目も苦手科目も、志望する方向もまったく違いました。
1人は理系、もう1人は文系。
もし同じ塾に通わせていたら、一方には合っていても、もう一方には合わないということが起きていたかもしれません。
スタディサプリなら、それぞれが自分に必要な講座を、自分のペースで進められます。
理系の子は数学や理科の講座を重点的に、文系の子は英語や社会の講座を中心に。



同じサービスを使いながら、まったく違う使い方ができる。これは双子の家庭にとっては大きなメリットでした。
苦手分野を繰り返し視聴できた
対面の塾では、授業は一度きり。聞き逃したら、もう一度聞くことはできません。
スタディサプリは動画授業なので、わかるまで何度でも巻き戻して見ることができます。
「あの部分がよくわからなかった」というとき、動画を戻して確認できる。
当たり前のようですが、これは対面の授業にはない大きな強みです。
特に苦手な科目では、同じ講座を2回、3回と見ることで、少しずつ理解が深まっていった様子が見えました。
送迎不要で親も子も時間を有効活用できた
意外と見落とされがちですが、塾の送迎って、親にとってもかなりの負担です。
夜遅くに迎えに行く。雨の日も車を出す。それが週に何回も。
スタディサプリなら自宅で受講できるので、送迎の時間がゼロ。
子どもにとっても、塾までの往復にかかる時間をそのまま自学自習の時間に充てられます。
地方に住んでいると、近くに良い塾がないこともあります。
通える範囲に選択肢が少ない家庭にとっては、場所を選ばないオンライン学習は本当にありがたい存在でした。
正直に言います。スタディサプリだけでは「足りなかったこと」
ここからは、あえて正直に書きます。
スタディサプリは素晴らしいサービスですが、万能ではありません。
足りなかった部分を知っておくことで、事前に対策ができます。
モチベーション維持は親の関わりが必要だった
塾には、「行かなきゃいけない」という強制力があります。
周りに同じように頑張っている仲間がいて、先生の目もある。サボりにくい環境が自然とできています。
スタディサプリには、それがありません。
スマホやパソコンがあればいつでも見られる反面、「いつでもいいや」と後回しにしてしまう危険もあります。
我が家では、こんな工夫をしていました。
- リビングで受講する:自分の部屋だとサボりやすい。親の目がある場所で勉強する習慣をつけた
- 進捗をさりげなく確認する:「今日は何の講座見たの?」と軽く声をかける。尋問にならないように注意
- 成績の変化を親も把握する:模試の結果を一緒に見て、次にやるべきことを話し合う



ポイントは、管理するのではなく、一緒に伴走するという姿勢です。
「やったの?」「やりなさい」ではなく、「一緒に見てみよう」というスタンスが、結果的にはうまくいきました。
模試や進路相談は学校を頼った
スタディサプリには、模試がありません。進路相談もできません。
ここは、学校を頼りました。
- 模試は学校で受けるものを活用
- 志望校の選定は、担任の先生と面談を重ねて
- 出願先のバランス(チャレンジ校・実力校・安全校)も先生に相談
塾に通っていれば、塾がやってくれることです。
塾なしの場合は、親も情報のアンテナを張る必要があります。
入試制度の変更、出願スケジュール、模試の申し込み。
「知らなかった」では済まないこともあるので、ここは意識的に情報収集をしていました。
合格特訓コース終了後、どうすればいい?(2026年最新)
先ほどお伝えした通り、合格特訓コースは終了しました。
コーチが担っていた「学習計画の作成」と「質問対応」を、今後はどう補えばいいか。
我が家の経験も踏まえて、現実的な対策をまとめます。
学習計画は「親+学校の先生」で補う
- 模試の結果をもとに、弱点を洗い出す
- 志望校の過去問から、重点科目を決める
- 月単位・週単位で「いつまでに何をやるか」をざっくり決める
完璧な計画を立てる必要はありません。大まかな方向性を決めて、定期的に修正するくらいで大丈夫です。
質問対応は学校の先生+参考書で補う
- わからないところは、学校の先生に質問する(放課後や昼休みを活用)
- 解説が丁寧な参考書を手元に置いておく
- YouTubeの解説動画も、今は質の高いものが多い
記述対策が必要なら、Z会の併用も検討
スタディサプリの弱点として、記述問題の添削がありません。
国公立大学の二次試験など、記述力が問われる場合は、Z会の添削指導を併用するのが現実的です。
スタディサプリで基礎を固めて、Z会で記述力を鍛える。この組み合わせは、費用を抑えながらもバランスの良い受験対策になります。
スタディサプリ×塾なしが「向いている家庭」「向いていない家庭」
向いている家庭
- ある程度、自分で勉強を進められる子:完全に手取り足取りでなくても大丈夫なら、スタディサプリの自由度は大きな武器になる
- 親が一緒に受験を見守れる環境がある:進捗の確認や、声かけなど。完璧でなくても「気にかけている」だけで違う
- 複数の子どもがいて、教育費全体を考える必要がある:1人ならまだしも、2人、3人となると塾代の負担は大きい。費用を抑えつつ質の高い学習環境を整えたい家庭にぴったり
- 近くに良い塾がない地域に住んでいる:オンラインなら場所を選ばない
向いていない家庭
- 強制力がないと勉強が進まない子:塾の「行かなきゃいけない」環境が必要なら、無理にスタディサプリだけにする必要はない
- 親が仕事等で忙しく、見守りが難しい場合:塾に学習管理を任せた方が安心できることもある
- 記述力が合否を分ける最難関大を目指す場合:スタディサプリだけでは厳しい面も。Z会や単科講座の併用を検討した方がいい
大事なのは、「我が子にとって何がベストか」を、見栄や周りの空気ではなく、状況で判断することです。
まとめ|「塾に行かない」は「何もしない」ではない
「塾なし受験」というと、「お金をかけていない」「教育に無関心」と思われることがあるかもしれません。
でも、それは違います。
我が家は、教育費の全体像を見据えて、最も合理的な方法を選んだのです。
- スタディサプリで質の高い授業を受ける
- 学校の授業と教材を大事にする
- 親も一緒に情報を集め、伴走する
- 足りない部分は参考書やZ会で補う
「塾に行かない=不利」ではありません。
大切なのは、どんな環境で、どう学ぶか。
そして、受験の時期に子どもに寄り添い伴走した経験は、親子にとって忘れられない宝物になります。
受験が終われば、子どもたちは自分の世界を探しに羽ばたいていきます。
だからこそ、受験期は「一緒に走れる最後のチャンス」だと思って、大切に過ごしていただけたらと思います。
まずは14日間の無料体験から始めてみてください。合うかどうかは、実際に試してみるのが一番です。




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