息子たちに大学受験時から言ってきたこと

双子の息子
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私が大学に行かなかった理由

私は、大学や短大、専門学校には行っていません。高校卒業して就職しました😌

大学へ行きたくなかったのではなく、家庭の事情で行くことができませんでした。

私だけではなく、私の兄弟も同じく高卒で就職しました。

理由は、私が学生の時、父が脳梗塞で倒れました。しかも症状は重い状態でした。

父は長い間の入院生活。難しい頸動脈の大手術……。命はそのときはとりとめましたが、半身不随となりました。

我が家はサラリーマンでなかったため、給与の保証などはありません。

母はそれまで父の仕事を手伝っていたため、その後の生活をどうするべきか……。と大変な時期でした。

おそらく、私たち兄弟よりも母が一番不安などで精神的に大変だったと思います。

当時は、インターネットも普及しておらず、奨学金等の制度を調べることも思いつかず、また、調べる心の余裕もなかったように思います。

大学進学費用がまかなえないため有無を言わさず就職しました。

今のように共働きがここまで多くなく、専業主婦も多かった時代。結婚したら退職。出産で退職というのが多かったため、私はそこまで気にしなかったのですが、私の男兄弟は成績も良く、理系クラスに入ったため、周りのほとんどが大学進学する中で就職を選択せざるをえませんでした。私自身の事よりも、こちらのことが正直私にはきつかったのです。


息子たちに言ってきたこと

息子たちには、

「大学に行かせてもらえるのが当たり前ではない」

と言うことを高校時代から言ってきました。行くなと言うことではなく、行く目的を持って努力するのであれば親としてできる限りのことはする。

ただ、「いい加減に考えるのであれば、我が家も余裕があるわけではないので大学へは行かずに就職して。」と……。

あと、「あなたたちが大学を卒業するまで、夫と私が健康でいる保証はどこにもないよ。」とも。

この言葉は、おそらく私が経験してきた事が原因で私自身不安に思っていたことなのだと思います。

息子たちはどう聞こえたのかはわかりません。もしかすると重い言葉だったのかもしれません。

おそらく、息子たちを大学まで卒業させないと。という責任感が周りの人たちより強かったのかもしれません。

せっかくの大学生活。大学生になれたのだから、勉強も、遊びも。大学生の時期しかできないことに有意義に時間を使ってほしいと思うのです。

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