大学選びといえば、ついつい気になるのが偏差値。
「とりあえず偏差値の高い大学を目指しておけば安心」……と思っていませんか?
でも、偏差値よりもずっと大切なのが、**その大学の「就職実績」**です。
今回は、実際に子どもを大学・就職と見届けた親の立場から、大学選びで就職実績を重視する理由と、見るべきポイントをわかりやすく解説します。
偏差値だけでは将来は見えない
偏差値は、あくまで「入学の難しさ」を示す指標。
しかし、大学に入った後、どんな教育が受けられるか、どんな企業に就職しているかは偏差値だけでは判断できません。
特に、情報系・理工系などの専門分野では、学部の専門性や大学の研究環境・企業との連携によって、高偏差値の大学よりも就職に強いケースもあります。
【重要】就職実績の見方3つのポイント
① 就職先の「質」をチェック
有名企業ばかりに目が行きがちですが、注目すべきは…
- 学生が希望する分野へ進めているか
- 安定した企業・継続的に採用している企業があるか
- 大学と関係性の強い企業があるか
特定企業に毎年就職している実績があると、企業との強いパイプや実績がうかがえます。
② 文系・理系で実績は大きく異なる
文系と理系では、就職の形が違います。
- 文系は…大手企業の事務職、営業職など。大学の知名度や学歴フィルターも影響。
- 理系は…大学の研究内容、インターン、推薦枠がカギ。地方国立でも一流企業就職は十分可能です。
自分の進路に合った実績をチェックしましょう。
③ キャリア支援体制が整っているか
大学の就職実績は、キャリア支援の充実度と直結しています。
- キャリアセンターの相談体制
- インターン紹介の有無
- 就活講座・エントリーシート添削
- OB・OGとの交流支援
これらの情報は、大学のホームページやオープンキャンパスで確認可能です。
【体験談】偏差値はそこそこ。でも就職先は一流企業!
我が家の息子・太郎は、偏差値的には中堅の地方国立大学・工学部情報系に進学しました。
ですが、就職実績を見てびっくり。
外資系IT企業や大手メーカーへの内定も多数あり、情報系の強さを実感しました。
本人もES選考や面接で困ることはほとんどなく、しっかり準備すれば、地方大学でも一流企業に入れると確信しています。
まとめ|大学選びは「就職実績」に注目しよう!
「偏差値が高い=就職に強い」とは限りません。
✔️ 自分の進みたい分野に強いか
✔️ 就職実績に安定感があるか
✔️ 学生支援が手厚いか
これらをチェックして、「入った後に後悔しない大学選び」をしてほしいと思います。
💡あわせて読みたい
にほんブログ村

コメント