大学受験で志望校を決める際、「学びたい学部」や「大学の雰囲気」だけで選んでいませんか?
もちろん、それらは大切です。
でも実は、「入試科目」も合否を左右する重要な要素なんです。
我が家の双子の息子たちも、受験期にこの「入試科目」の壁に何度もぶつかりました。
❓なぜ入試科目が大事なの?
大学・学部によって、必要な科目や科目数が大きく異なります。
たとえば——
- A大学 文系学部 → 英語・国語・社会(2科目)
- B大学 文系学部 → 英語・国語・数学(3科目)
- C大学 理系学部 → 英語・数学・理科(2科目 or 3科目)
つまり、同じ「文系」や「理系」でも、大学によって準備すべき科目が変わるのです。
🔍 ありがちなミス:「選択科目が足りなかった!」
たとえば、ある程度勉強が進んだ高2の秋頃、志望校を具体的に絞り始めたときにこうなってしまうことがあります。
「この大学行きたいけど、社会科目が地歴と公民の2つ必要なんだ…」
「数Ⅲが必須だったのに、取っていなかった…」
これは本当によくあることです。
不得意な科目が入試科目になっている
我が家でも、出願ギリギリまで入試科目のことで悩みました。
太郎は、理系なのにも関わらず受験間際で数Ⅲが間に合わない。次郎はセンター試験で、社会科選択で科目によって、点数がとりやすい科目、苦手な科目があったようで直前で受験科目を変更していました。
✅ 志望校選びで後悔しないためのチェックリスト
受験勉強を始める前に、以下のポイントをぜひ確認してください。
- 志望大学の入試科目・配点を見る
→ 教科だけでなく、配点バランスも大事。英語が重い大学も多いです。 - 推薦や共通テスト利用型の条件もチェック
→ 「評定平均」や「共通テスト○科目以上」など独自の条件あり。 - 複数学部で受験しやすい大学を探す
→ 同じ科目で複数の学部を受けられる大学は、戦略的に有利。 - 得意・不得意を見極める
→ 苦手科目を避けられる受験方式もあります。
✏️ 入試科目から逆算して「志望校」を決めるのもアリ!
大学選び=「行きたい大学」から考えるのが一般的ですが、
実は**「自分に合った入試科目」から考えるのもとても大事だと感じます。
特に私立大学では、英語+国語+選択1科目(地歴・数学など)という形式が多く、
科目数を絞って効率的に受験対策ができます。
📝 受験生・保護者に伝えたいこと
受験は人生の大きな分岐点ではが、
「希望だけ」で突っ走ると後悔することもあります。
子どものやる気や進路の希望を大切にしつつ、
今の学力・得意不得意・科目選択の現実を一緒に考えてみてあげてください。
🎓 まとめ:志望校選びは「科目」も一緒に
- 志望校は「学びたい内容」+「入試科目」で選ぶのが基本
- 科目数が多い学部は準備も大変。早めに調べることが大切
- 入試科目に無理があるなら、似た学部・他大学への変更もアリ
- 一度過去問を解いてみるのの一つの手段
📌 志望校の入試科目は、各大学の公式サイトや「スタディサプリ進路」「マナビジョン」などの進路情報サイトで確認できます。参考にしてみてくださいね。
⬇️⬇️ ブログ村ランキングに参加しています。よろしければクリックして応援していただけると励みになります
にほんブログ村


大学受験ランキング
コメント