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地方公務員の激務部署はどこ?入庁1年目で配属された息子のリアルと、親が見た「乗り越えられた理由」

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「公務員は安定していて楽」——そんなイメージをお持ちではないですか?

実は、地方公務員の世界は配属される部署によって、労働環境がまったく違います。

この記事では、入庁1年目で激務部署に配属された息子の実体験をもとに、地方公務員の激務部署の現実と、それでも前を向けた理由を正直にお伝えします。

のここ

これから公務員を目指す方、すでに激務部署で頑張っている方、そしてそのご家族に読んでいただけたらうれしいです。


目次

地方公務員の「激務部署」とは?きつい部署の特徴

地方公務員と一言で言っても、部署によって忙しさは天と地ほど違います。

定時で帰れる部署もあれば、終電ギリギリまで残業が続く部署もある。同じ自治体の中でも、です。

一般的に激務と言われることが多い部署には、次のようなものがあります。

  • 財政課:自治体の予算編成を担う中枢。予算時期には激務
  • 人事課:職員の異動・採用・給与を管理。特に年度末の1〜3月は業務が集中
  • 福祉系部署(生活保護、障害福祉、児童福祉など):法改正が頻繁で対応に追われ、住民対応の負荷も高い
  • 企画・政策課:自治体の方針を決める部署。議会対応や国との調整が多い
  • 税務課(徴収担当):滞納者への対応で精神的な負担が大きい

これらの部署に共通するのは、業務量が多い、突発対応が多い、責任が重いという3つの特徴です。

そしてもうひとつ、意外と知られていない事実があります。

激務部署に配属されるのは、実は「期待されている証」でもあるのです。

のここ

自治体は選りすぐりの職員を激務部署に配置する傾向があります。つまり、激務部署への配属は出世コースの裏返しとも言えます。


実際の残業時間はどれくらい?

「公務員の残業」と聞いても、なかなかイメージしにくいと思います。

地方公務員全体の年間平均残業時間は約158時間と言われていますが、これはあくまで全体の平均。激務部署ではこの数字を大きく上回ります。

部署や時期による差を目安としてまとめると:

  • 楽な部署:残業ほぼゼロ〜月10時間程度
  • 普通の部署:月20〜30時間程度
  • 激務部署(通常期):月45時間前後
  • 激務部署(繁忙期):月80〜100時間超え

息子の場合、定時で帰れる日はほぼゼロ。日付が変わる頃の帰宅が当たり前になっていた時期もありました。

ただし、激務部署でも繁忙期と閑散期の波がある部署も多く、1年中ずっと終電ということは少ないようです。


入庁1年目で激務部署に配属されたリアル

息子は大学卒業後、地方自治体に就職しました。

必死に勉強して試験と面接を突破し、手にした地方公務員としてのスタート。親としても安堵したのを覚えています。

ところが、配属先はいわゆる激務部署でした。

社会人としてまだ右も左もわからない新人に、そんな環境が待っているとは——正直、親として心配が募りました。

心配して声をかけても、息子は表情を崩さず「大丈夫」と答えるばかり。

ある日、理由を聞いてみると、こんな言葉が返ってきました。

次郎

「周りの人が優秀で、いい人ばかりだから。助けてくれる」

この一言を聞いて、少しだけ安心しました。


激務でも「続けられた理由」は人間関係だった

激務部署で新人がつぶれずにやっていけるかどうか。

その分かれ目は、仕事の量ではなく、人間関係の質だと感じました。

息子の職場には、こんな環境がありました。

  • 困ったときに声をかけてくれる上司
  • 丁寧に仕事を教えてくれる優秀な先輩
  • お互いに助け合える同僚

忙しくても、人が温かい職場は続けられる。

逆に、どれだけ残業が少なくても、人が冷たく、失敗してもフォローがなく、誰も助けてくれない環境は、心が折れます。

のここ

「ブラックかどうか」は残業時間だけでは測れない。息子の姿を見て、改めてそう実感しました。


知っておきたい:地方公務員の残業ルール

意外と知られていませんが、地方公務員の残業のルールは民間企業と異なる部分があります。

地方公務員にも労働基準法は基本的に適用されますが、一部の規定は地方公務員法に基づく独自のルールで運用されています。

残業時間の上限の目安としては:

  • 月45時間、年間360時間が原則
  • 特別な事情がある場合でも、月100時間未満、年間720時間が上限

とされていますが、実態として部署や時期によってはこの基準を超えるケースもあるのが現実です。

特に予算編成の時期や、災害対応、議会前後などは、制度上の上限があっても超過する場面が出てきます。

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激務部署を乗り越えた先にあるもの

入庁1年目の激務は、間違いなくきつかったと思います。

それでも息子はこう言いました。

次郎

「今の部署を乗り越えたら、どこでも通用する気がする」

激務部署で得られるものは、実は大きいのです。

  • 仕事のスピードと正確性が鍛えられる
  • 優秀な先輩の仕事の進め方を間近で学べる
  • 組織全体の仕組みが見える
  • 乗り越えた経験が、その後のキャリアの自信になる
のここ

地方公務員は数年ごとに異動があります。激務部署での経験は、異動先でも確実に活きてきます。

公務員を目指す方・その保護者の方へ

就活や公務員試験の段階では、どの部署に配属されるかは選べません。

でも、就活の段階で次の視点は持っておいてほしいと感じます。

  • 先輩や上司は、人を育てる姿勢があるか
  • 職場の雰囲気は温かいか
  • 働きやすさは、条件だけでなく「人間関係」に現れているか
のここ

説明会やインターンシップで、制度や福利厚生だけでなく、そこで働く人の表情や言葉にも注目してみてください。


📚 公務員試験の対策、早めに始めるのが正解でした

息子が公務員試験を突破できた理由のひとつは、早い段階から試験対策の全体像をつかんでいたこと。独学でもできますが、まず講座の資料を取り寄せて「何をどう勉強すればいいか」を知るだけでも、準備のスタートが変わります。

LECオンライン公務員講座|まずは無料で資料請求する

伊藤塾|法律・公務員試験の専門校で本格対策する

SMART合格講座|スマホで学べる公務員試験対策

スタディング|スキマ時間で学べるオンライン公務員講座

まとめ|地方公務員は「楽」ではないが、やりがいのある仕事

地方公務員は、「安定しているから楽」な仕事ではありません。

激務部署に配属されれば、残業は続き、責任の重い仕事を担うことになります。

でも、地域を支える重要な使命を持つ職業です。

息子の姿を見て、地方公務員として働く人たちへの尊敬の念が深まりました。

そして、入庁1年目の激務を乗り越えられたのは、周囲の温かい人間関係があったからこそ。

これから地方公務員を目指す方には、やりがいと現実の両方を知ったうえで、自分のキャリアを選んでほしいと願っています。


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この記事を書いた人

双子の息子を育て、大学受験や就活、社会人としての巣立ちを見守ってきました。
双子育てのこと、親の関わり方、子どもが自立したあとの気持ちの変化などを、やさしい目線で発信しています。

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