今回の旅行中、心が温かくなったこと二つがありました。
駅での男性の行動
まず一つ目。ある駅でのこと。年配のおばあさんが、大きなスーツケースをもって階段を降りていました。
その時点で、おばあさんは私の視界に入ってなかったのですが……。
私の前にいた、30代くらいの男性が、早足で階段を降りたにもかかわらず、くるっとまた階段を上りだし……。「何か落とした??忘れ物?」くらいに思ったのですが、すかさず、男性がとった行動は、おばあさんのスーツケースを持って階下まで持って降りたのです。おばあさんには何か軽く声をかけてからスーツケースを持って降りたのですが、明らかに、男性はゆっくり降りていたのではなく、急ぎ足だったのです。降りた後、おばあさんに手渡しすぐにまた急ぎ足で去って行きました。
一瞬の出来事だったのですが、その動きのスマートなこと😮
おそらく、その男性は今回が初めてではなく、常日頃からそういうことができる人、気づくことができる人なのでしょう🌝
夫と顔を見合わせ、ああいう人になりたいなあ……。と心から思いました。
昭和8年生まれのおじいさん
私が、東寺から京都駅まで戻りたいと思い、バス停で乗るバスが間違っていないか悩んでいたところ……。同じバス停にいたおじいさんに声をかけられました。
私の目的地を伝えると、丁寧に教えてくださり、また目的地がおじいさんと近かったため、一緒にバスに乗ることに……。先に、年配のおじいさんに席を譲ると、決して先に座ろうとせず、私に先に座ってと促すのです。仕方なく、私が座ることでおじいさんも座り……。途中、バスの運転手さんの交代があり、降りた方が早いとのことでおじいさんはバスを降りました。私は勝手がわからず、そのままバスに乗っていると、おじいさんが引き返してきて、「乗り換えた方が早い」とのことで私も乗り換え、その後地下鉄も一緒に乗り、目的地近くの地上まで案内してくださりました。
途中、会話のなかで、そのおじいさんは昭和8年生まれだと言うことを知り、びっくり😮😮
決してそんなお年だとは全く見えず、60代、若しくは70代前半にしか見えませんでした……。
駅でも、エスカレーターやエレベーターは全く使わず、私と同じ早さで歩くのです。
「できるだけ階段を使う」とおっしゃっていました。おじいさんの若さの理由がそこなのだと感じました。
本来なら、何かお礼がしたかったのですがあいにく持ち合わせがなく……別れ際、丁寧にお礼を言い分かれました。
世の中、まだまだ捨て頼んじゃない
最近は、詐欺事件や、暗いニュースが流れる毎日で、なかなか他人を信頼できない時代……。
子供たちが小さいときも、知らない人に話しかけられてもついて行っては駄目。と教えてきた私。
いい人もたくさん居る。と実感し、心が温かくなりました。
年配を見かけても、席を譲らない。道で困っている人を見かけても知らんぷり……。そんな事が当たり前のように感じていましたが、自然に困った人に声をかけられる人になりたいと改めて感じました。
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