大学受験、そして大学進学後――
子どもの教育には、本当に驚くほどお金がかかりますよね😖
もちろん、できることなら我が子が「受験を頑張りたい」「難関大学に入りたい」と言えば、親として応援してあげたい。全力で支えてあげたい気持ちはありました。
ですが現実は――
子どもの希望のまま、すべてにお金を出す余裕は、我が家にはありませんでした。
■ 大学受験は入学前からお金がかかる
たとえば、大手の予備校に通うとなれば、数十万円単位の費用が、受験本番前から出ていきます。
その後、受験料(私立なら試験ごとに3~5万円、学部併願ならそれ以上)、入学金、授業料……と、さらに大きなお金が必要に。
「いい大学に行けば将来の年収が上がる」
「就職も有利になるから、今ここで投資すべき」
そんな声もありますが――それは結果論だとも感じます。
■ 奨学金を借りてでも塾に通うか?それとも……
実際に、我が子が「予備校に行きたい」と言ったとき、**奨学金を借りてでも行くべきなのか?**それとも、「大学に入ってからの費用に備えるべきなのか?」と、本当に悩みました。
太郎の先生は「塾に通ったほうがいい」とおっしゃっていました。
一方で、次郎の先生は「塾に行くより、お金は大学進学後のために残しておいた方がいい」と。
先生も悩みながら、責任は持てない中でのアドバイスだったと思います。
おそらく、太郎が理系・次郎が文系という違いも、先生方の判断に影響していたのかもしれません。
■ 今、あのときに戻れるなら……
もし、今あの時期に戻れるとしたら――
私は、最終的には子ども本人に決めさせると思います。
ただし、こう伝えるでしょう。
「塾に通うことを選ぶなら、我が家で出せるのはこれだけ。残りは自分で奨学金を借りるなり、計画を立てなさいね。」
高校生の頃の息子たちは、大学受験や大学生活にどれだけお金がかかるのか、まだ実感はなかったはずです。
社会に出ていない中で、家庭の経済状況や教育費の現実までは理解できていなかったと思います。
■ 塾なしで第一志望校に現役合格する子がうらやましいけれど
もちろん、塾に行かずに難関国立大学に合格するご家庭もあります。
そういった話を聞くと、正直うらやましい気持ちにもなります😂
でも、どんな道を選んでも、子どもが自分で考えて選んだことなら、それが正解だったと信じたい。
教育費は確かに大きな負担ですが、親も子どもも、限られた予算の中でどう学ぶか?どう生きていくか?を一緒に考える機会だったと、今振り返って感じます。


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