「双子の大学受験。合格してホッとしたのも束の間、次にやってくるのは恐ろしい『入学費用の振込ラッシュ』です。 2020年、我が家の双子(国立・私立)がそれぞれ入学した際、実際に銀行からいくら引き出したのか、当時のメモを元に1円単位で公開します。
『双子だとこれくらいの現金が動くんだ』という覚悟(笑)の参考にしてください。」
我が家の大学入学時にかかった費用
1. 太郎(長男):国立大学・情報系の場合
国立大学は学費こそ一定ですが、情報系学部ならではのパソコン関連費用や、生協のサポートが手厚いのが特徴でした。
| 項目 | 金額 | 備考 |
| 入学金+振り込み手数料 | 282,550円 | 国立大学標準額 |
| パソコン関連一式・電子辞書 | 289,430円 | PC本体・スキルアップ講座、保険、プリンタ等 |
| 教科書代 | 9,696円 | 専門書はやはり高め |
| ミールカード(昼食) | 81,000円 | 食費の先払い |
| 保険(学資・賠償等) | 76,800円 | 4年間分まとめて加入 |
| 大学指定の保険 | 4,660円 | |
| 校友会 | 20,000円 | |
| 合計 | 764,136円 | ※授業料は別途 |

2. 次郎(次男):私立大学・文系の場合
私立大学は「入学金+初年度授業料(前期分)」を同時に振り込むケースが多く、一撃の重みがすごかったです。
| 項目 | 金額 | 備考 |
| 入学金+授業料+振り込み手数料 | 1,236,880円 | 入学金+1年分の授業料 |
| パソコン・辞書一式 | 278,980円 | PC本体・スキルアップ講座、保険、プリンタ等 |
| アパート契約料 | 192,326円 | |
| 家電 | 107,800円 | 新生活に向けた準備 |
| 教科書代 | 18,606円 | |
| 生協関連 | 100,450円 | 出資金・保険・5万円分チャージ等 |
| 合計 | 1,935,042円 |
パソコンの保険は、万が一パソコンの故障した時などに貸与してくれたり、自然故障の場合のみですが、補償してくれたりするものです。我が家が男の子のため、雑に扱うのを恐れ補償をつけました。
パソコンのスキルアップ講座を申し込んだのは、先輩方が対面で使い方を教えてくれるというもの。大学生活が始まると、パソコンが使えて当たり前。という前提に授業が始まります。そのために申し込みをしました。
3. 【結論】双子合計で、春に動いた金額は…
国立と私立、2人合わせて「約2,800,000円」でした!
これにプラスして、太郎の授業料(半期 267,900円 1年で535,800円)が後日引き落とされます。
また、スーツもそれぞれ購入し、2人で約10万。スーツだけではなく、靴、ベルトも必要となります。
この中に、次郎の生活に必要な調理器具や机、寝具は含まれていません。
わずか1〜2ヶ月の間に、大金が銀行口座から消えていった計算になります。

実際に払ってみてわかったこと
- パソコン関連は「本体だけ」ではなく、加えて、大学が推奨する「スキルアップ講座」や「4年間の動産保険」を入れると、1人25万円〜30万円近くかかります。ここは予算を多めに見ておくべきです。
- 生協のサポートと保険出資金やミールカード、学生保険など、入学時は「安心を買うための費用」が意外と積み重なります。
- 振り込み手数料や出願時や入学手続きの郵送代も、数百円ずつですが、積み重なると馬鹿にできない合計金額になります。


まとめ
「2020年当時の数字ですが、現在の物価高を考えると、今はさらに1〜2割増しで考えておいたほうがいいかもしれません。
我が家は双子のため一度にこのような出費となりました。
教科書代は、大学や学部によって差が出るところだと思います。
ですが、国立大学・私立大学。また、自宅から通学か、一人暮らし(都会であれば金額は嵩みます)かによっても出費は大きく変わります。
私立理系学部や、医学部などであれば、我が家のデータは比にならないことでしょう。
奨学金を借りたとしても、現在金利は上昇中です。卒業時の金利が適用されるため、入学時にはいくらの支払いかは決まっていないのです。
偏差値や、大学名だけではなく、費用面でもよくご家族で話し合ってくださいね。
のこここの記事が少しでも参考になると幸いです
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