双子の教育費に覚悟を決めた
1. 双子妊娠、それは「お金の覚悟」を決めた日
双子だとわかった瞬間、喜びと同時に「全てが2倍かかる」という現実に直面しました。その日から我が家の「22年間にわたる長期貯金プロジェクト」がスタートしたのです。
2. 「小さい頃こそ貯めどき」を合言葉に
双子が幼少期、まだ「ブランド品」も「塾」も必要なかった時期に、徹底して支出をコントロールしました。
- 洋服はこだわらない: お下がりや格安譲渡をフル活用。2人分を新品で揃える贅沢より、将来の学費を優先しました。
- 習い事の「お試し」戦略: いきなり入会せず、自治体や公共の期間限定イベントに参加。本人が「本当にやりたい!」と言ったものだけに厳選することで、無駄な月謝(×2倍)をカットしました。
3. ガチャガチャ問題を「金銭教育」に変える
買い物に行くたびにねだられるガチャガチャやおもちゃ。ここで「ダメ」と突っぱねるのではなく、お小遣い制を導入しました。
- 決められた予算の中で「今買うか、貯めてもっと良いものを買うか」を考えさせる。
- これにより、子供たちが「お金の優先順位」を学ぶきっかけになり、結果的に無駄な買い食いやおねだりが激減しました。
4. 通信教育を活用した「家庭学習」の習慣化

「双子で塾」は家計へのダメージが最大級です。そこで小学生の頃から通信教育を活用しました。
- メリット: 塾に通うより圧倒的に安く、自宅で学習習慣がつく。
- 中学時代: 部活が忙しくなれば無理強いはせず、その時々の熱中できることを優先。でも、「家庭で机に向かう習慣」があったからこそ、塾に頼り切りにならない土台ができました。

5. 我が家の「貯蓄の3本柱」
具体的には、以下の2つを淡々と続けました。
- 学資保険: 確実な「守り」の資金として。
- 毎月の先取り貯蓄: 残った分を貯金するのではなく、最初から「ないもの」として自動で分ける。
- 児童手当は全て貯蓄:児童手当は、毎月なかったものとして全て貯蓄にまわしました。
6. これから貯めるなら「NISA」の活用も
私たちの時代は学資保険がメインでしたが、今はNISA(少額投資非課税制度)という強い味方があります。 もし受験や大学入学までまだ10年以上の時間があるなら、新NISAを活用して複利で増やすことも、今の時代の「賢い選択」だと思います。


まとめ
大学に進学するかしないかは、本人の希望によっても変わってきます。
全てではなくても、できることはしてあげたい。親としてはそう思うのではないでしょうか。
子供に奨学金を借りさせるのも一つの方法です。
奨学金を借りることで、金銭面の勉強になるでしょう。
ですが、必要な金額だけで判断せずに、就職してから子供自身が本当に初任給で返済できる金額をおすすめします。
もちろん、学生時代のアルバイトも子供の視野を広げたり、社会に出る前の社会勉強ができるいい機会だと思います。
ただ、私自身の経験として、高校時代に父が脳梗塞で半身不随になり、大学進学を諦めるしかできなかった経験を、子供に経験させたくなかった。というのが一番、教育費の準備を真剣に考えた理由かもしれません。
のこここの記事が参考になると幸いです
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