まさか、双子の母になるなんて

双子の息子
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私が双子を出産するなんて、誰が想像したでしょう😂

周りの友人たちも双子を出産した人なんて居ない……

私が知っている限り、親戚にもいない……

流産

実は、今の息子たちを妊娠する前、一度流産をしています。

流産する前、つわりがひどかった私。でも、仕事はなんとか行っていました。

気分が悪くても我慢して仕事をこなしていました。エアコンの風が直接当たって寒くても我慢していました……。

ある日、突然つわりがなくなりました。

無知な私は、「つわりが終わった🎵」と思い……。次の検診に行くとおなかの中の赤ちゃんは亡くなっていたのです。

稽留流産でした。

妊娠していたことが現実なのかどうかもわからなくなっていました。

ですが、それから半年後、二度目の妊娠がわかり……

おなかの赤ちゃんの様子がおかしい

妊娠がわかり、病院を受診して二回目くらいの時、医師の先生に

「おなかの赤ちゃんが小さいなあ」「形がおかしいなあ……」

と言われ……。

以前の流産があったので、本当にショックと心配で……。次の診察まで不安でたまりませんでした。

双子❓❓

心配しすぎて待ちに待った検診の日……

どこかで先生が

「双子やなあ……」

といっている声が聞こえました。

まさかまさか、私のこととは知らず、よその人のことだろう……と他人事として聞いていました。

ですが、その後、誰の声も聞こえないのです。

「えっ💦私❓❓」

と思わず声に出してみると

「誰をみよるんじゃね」と担当医の声が……。

総合病院のため医師の先生は複数名いたので、はじめは他人の話と聞いていたのですが、まさかまさか、私の事でした。

その後は、驚きのあまり、先生の話があまり頭に入りませんでした。

ただ、覚えていたことは

  • おそらく一卵性であること
  • 二人の赤ちゃんがおなかの中で育つまでにどちらかが栄養を吸い取ってしまい一人になることがあると言うこと
  • 双子はあくまで異常妊娠であると言うこと
  • 早産になりやすいこと
  • 中毒症などのリスクが高いこと

など聞いて、またもや大きな不安に襲われる毎日でした。

ただ、エコー写真を見て、はっきりと写っている二人を見て、無事に健康に産まれてくれることを願うばかりでした。

つわりもひどかったのですが、つわりがようやく治まった頃、早産防止のための手術もしました。

普通なら、ある程度おなかが大きくなったら妊婦さんは動かなければいけないのですが、双子妊娠は安静に……と言われ、妊娠8ヶ月か9ヶ月の頃から早産防止のため入院でした。

胎動がない

入院途中、出産2~3週間前のことです。3連休の1日目……。

急におなかの中の赤ちゃんの胎動か感じられなくなったのです。

連休のためすぐに先生はいません。これは、普通なのかおかしいのかさえもわからず、看護婦さんに言うべきか言わざるべきかも考え……。勇気を出して聞いてみました。

すると、翌日朝すぐに検査をしてくれました。

そこで”きけん”と判断され、次の日急遽帝王切開が決まりました。手術室の開き具合で、一番最後の夕方ということになったのですが……。結果、予定している手術を後倒しにしていただき、朝一番で帝王切開となりました。

泣かない……

半身麻酔で緊急帝王切開が始まり……。帝王切開でも双子を取り出す順番はあるようで、上にいた太郎から取り出し……。

太郎の泣き声は聞こえました。

……が、次郎を取り出したのはわかるのですが、全く泣き声が聞こえないのです。

すぐに私の見えないところに連れて行かれなんとなく状況が想像できました。しばらく時間が流れ、私は一人諦めなければいけないのかとも思いました。

ですが、小児科の先生が来てくださり、なんとか次郎の泣き声を聞いたときは言葉になりませんでした。

私は一人の子の出産は経験していません。だけど、双子の妊娠、出産はとてもリスクが伴うということを身をもって経験しました。

多胎妊娠でも、医療の発達、お医者さんとの信頼関係を気づき、少しでも安心して出産できる環境、また、多胎妊娠のことをもっと知ってもらえる機会が増えればと思います。

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