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【大学受験】「塾なし」は本当に有利?塾なし第一志望合格率のデータから考える、わが子に最適な選択肢

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目次

はじめに|塾に行かなくても本当に大丈夫?

大学受験といえば、「塾や予備校に通うのが当たり前」と考えている保護者の方は多いのではないでしょうか。高額な講習費や送迎の負担を考えながらも、「合格のためなら……」と無理をしてしまうケースも少なくありません。

しかし最近では、オンライン学習サービスの充実もあり、あえて「塾なし受験(独学)」を選ぶ家庭も増えています。

  • 「本当に塾に行かなくても第一志望に合格できるの?」
  • 「データ上は塾なしの方が有利って聞いたけど本当?」
  • 「結局、どちらがうちの子に合っているの?」

そんな疑問をお持ちの方へ。今回は、ある衝撃的な「第一志望合格率」の調査結果をもとに、塾なし受験の実態と、親としてどう判断すべきかを検証していきます。


「塾なし」の方が合格率が高い? 驚きの調査結果とは

あるオンライン予備校が公開した調査結果が、受験生や保護者の間で話題になりました。

じゅけラボ予備校が行った「第一志望校合格率に関する調査」によると、以下のような傾向が見られたのです。

「塾や予備校に通わずに受験した層の方が、第一志望校合格率が高い傾向が見られた」

※出典:じゅけラボ予備校「第一志望校合格率に関する調査」

この結果だけを見ると、「えっ! それなら高いお金を払って塾に行く必要はないのでは?」と感じてしまうかもしれません。しかし、この数字をそのまま鵜呑みにするのは少し危険です。

数字の裏にある「前提条件」を冷静に見る

このデータを見る際に重要なのは、**「どんな生徒が回答しているか」**という背景です。

  1. 回答は自己申告制であること
  2. 調査対象に「もともと学習意欲が高い層」が含まれている可能性
  3. オンライン予備校などのサービスを賢く利用している層であること

つまり、「何もしないで合格した」わけではありません。「塾なし=誰でも受かりやすい」のではなく、**「塾に頼らずとも自分で勉強できる生徒は、合格率が高い」**と読み解くのが正解でしょう。


なぜ「塾なし」で結果を出せる受験生がいるのか

では、なぜ完全独学やオンライン学習中心の受験生が、難関大学や第一志望校に合格できるのでしょうか。その理由は、主に**「学習効率の最大化」**にあります。

1. 「移動時間」を勉強時間に充てられる

通塾にかかる往復の時間(1〜2時間)を、すべて単語の暗記や過去問演習に使えます。受験直前期において、この時間の差は非常に大きなアドバンテージになります。

2. 「必要な授業」だけを選べる

集団塾では、すでに理解している分野の授業も受けなければならないことがあります。一方、独学やオンライン学習なら、苦手な単元だけに絞って時間を割くことができます。

「受けなくていい授業を受けない」という選択ができること。これが、結果を出す受験生の共通点です。


「塾なし」にも向き不向きがある! わが子はどっち?

ここまでの話を聞くと「塾なし」が非常に魅力的に見えますが、当然ながらすべての子どもに向いているわけではありません。

保護者としては、お子様の性格や学習状況を冷静に見極める必要があります。以下のチェックリストを参考にしてみてください。

【タイプ別】塾・予備校が必要な子 vs 不要な子

項目塾・予備校が向いている子塾なし(独学)が可能な子
計画性自分で計画を立てるのが苦手逆算してスケジュールを組める
学習環境家ではスマホやゲームの誘惑に負ける自室や図書館で集中できる
メンタル強制力がないと勉強しない明確な目標があり自走できる
情報収集受験情報の集め方がわからない必要な参考書や情報を自分で探せる

もし、お子様が「家だと全く集中できない」「何を勉強していいかわからない」という状態なら、対面指導や強制力のある塾の環境が必要かもしれません。


【体験談】双子の受験で痛感した「正解は一つではない」

実は我が家には双子の子どもがいますが、大学受験のアプローチは全く異なるものでした。

二人とも塾には行かなかったけれど、

理系 太郎:通信教育を利用していたものの、自分に不足している部分を見つけ、重点的に要領よく進めた。
文系 次郎:通信教育の内容に沿って順番に課題をこなしていった。

同じ親から生まれ、同じ環境で育っても、最適な学習スタイルは違います。

この経験から私が学んだのは、「塾に行くか行かないか」という形式よりも、「その子の性格に合っているか」の方が遥かに重要だということです。


まとめ|大切なのは「形式」より「中身」のある学習環境

今回の調査結果は、私たち保護者に**「塾に行かないという選択肢も、十分に検討する価値がある」**という新しい視点を与えてくれました。

しかし、最も大切なのは数字や世間の常識に振り回されることではありません。

  1. 子どもの性格(自走できるか、管理が必要か)
  2. 現在の学習習慣
  3. 家庭でのサポート体制

を踏まえて、最適な学習環境を選ぶことが重要です。

今回の調査結果は、

「塾に行かない」という選択肢も、十分に検討する価値がある

ことを教えてくれました。

大手予備校、オンライン家庭教師、通信教育、映像授業等、受験対策の選択肢が増えている昨今です。

保護者としては、数字だけに振り回されず、 わが子に合った受験スタイルを一緒に考えていきたいですね。

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この記事を書いた人

双子の息子を育て、大学受験や就活、社会人としての巣立ちを見守ってきました。
双子育てのこと、親の関わり方、子どもが自立したあとの気持ちの変化などを、やさしい目線で発信しています。

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