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【文理同時W大学受験】双子母が語る“地獄の受験期”後悔しないための親の立ち回り方3選

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双子や兄弟でのW大学受験は、ただでさえ情報量も感情も2倍です。
そこに**文系と理系の“同時W受験”**が重なると、予想をはるかに超える混乱が生まれます😖

私自身、双子を文系と理系に分かれての受験期は、心身ともに限界を感じるほど過酷でした。
そして強く痛感したのは、

のここ

双子でも、兄弟でも受験は絶対に同じ土俵で考えてはいけない

という事実です。

この記事では、私のリアルな経験から導き出した、
親が後悔しないための立ち回り方3選をわかりやすくまとめました。


目次

1. 志望校は「開示させない」ことで家庭の平和を守る

文系と理系では、
・試験科目
・難易度の捉え方
・出願戦略
・併願の組み方
すべてが異なります。

そのため、志望校を家庭内で共有すると、予期せぬ比較が始まります。

例えば、

次郎

太郎の方がレベルが高そう

太郎

そっちはそんなに受けるの?

次郎

え、そっちの併願ってそれで大丈夫?

たとえ親が言わなくても、双子同士、兄弟同士が勝手に比べ合って、無意味な焦りが生まれます。

そこで我が家は


“志望校はそれぞれ個別に管理し、家庭内で話題にしない”

ということを徹底しました。
話題にすることで、家庭内の雰囲気が良くなることはありません。ただただ、口に出さなくとも、家庭内に焦りが充満してきたのです。

個別に管理し、家庭内で話題にしない。というだけで、家庭の空気が激変します。
受験情報を共有しないことは決して冷たいわけではなく、
互いのメンタルを守るための最善策☝️。


2. 文系・理系は「別物の生き物」と考えて同時に扱わない

文系と理系の受験は、根本から別世界です。

勉強スケジュール、追い込みのタイミング、伸び方の法則、コンディション調整。
すべてが違うため、
「双子だから同じ土俵で管理」
という考えは一瞬で破綻します。

実際、私の家はこの点で大混乱しました。

文系の子は「暗記量のピークが共通テスト前」。
理系の子は「共通テスト後に理数科目で一気に伸びる」。

この“波の違い”を理解しないまま声をかけると、
片方を追い込み、片方を落ち込ませ、結果的にどちらのメンタルも不安定に。

そこで、私は途中で割り切り、

日ごとに対応する子を切り替える
など、完全に切り離してサポートしました。

文系と理系を同じ温度で扱うことは不可能です。

“別物として扱う”という発想こそが、親のメンタル崩壊を防ぐ鍵です。


3. 親のメンタルは本気で削られる前提で「管理の仕組み」を作る

双子、兄弟間のW受験は2倍。
文理混在はさらに倍。
そして受験直前期は“不安”と“情報処理量”が爆発的に増えていきます。

正直、親のメンタルはかなり削られます。

・スケジュール管理
・受験料支払い
・出願期間の把握
・模試結果管理
・各大学の方式チェック
・併願プランの修正
・メンタルケア

すべてを感覚でやると限界がきます。

そこで私が実践したのは、
**「管理しないための管理」**です。

具体的には:

  • 志望校・出願先・締切を全部エクセル(スプレッドシート)で管理
  • 各子ども専用でシートを完全に分離
  • 毎日見直さず、週2回のチェック日に固定
  • 親おこの話し合いも同じ日ではなく別日に

これだけで精神的な消耗が激減しました。

ポイントは、

親が頑張りすぎない仕組みを先に作っておくこと。


その仕組みが、受験後に必ず「やっておいて良かった」と思える救命策になります。


まとめ:双子・兄弟での文理同時W受験は“戦略的に距離を置くこと”が最大のサポート

双子だから一緒に考えたい。
兄弟だから同じ土俵で応援したい。
親として当然の気持ちです。

しかし文理同時受験に限っては、

「あえて距離を置く」
「あえて比較させない」
「あえて別物として扱う」


これが、結果的に子どもの成功確率を最大化します。

双子は似ているようで、
受験に関しては驚くほど個性も進度も違います。

親が冷静に線を引き、
それぞれの子が“自分のレーン”に集中できる環境を整える。
これが双子受験の一番のサポートです。

受験は長いようで短い期間。
親が消耗しきる前に、よろしければこの3つの戦略を取り入れてみてくださいね。

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この記事を書いた人

双子の息子を育て、大学受験や就活、社会人としての巣立ちを見守ってきました。
双子育てのこと、親の関わり方、子どもが自立したあとの気持ちの変化などを、やさしい目線で発信しています。

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