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受験生の年末年始、どう過ごす?〜親戚の集まり問題と、親が子どもを守るためにできること〜

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年末年始。
世の中は「お正月ムード」一色ですが、受験生のいる家庭では、いつもと違い、少し空気が違うことはありませんか?

  • 親戚の集まり、行った方がいいのかな
  • 子どもがピリピリしていて、声をかけづらい
  • 「どこの大学受けるの?」と聞かれたらどうしよう

この記事は、受験生本人の勉強法ではなく、親の立ち位置と対応について書いています。
「どう振る舞えばいいか分からない」と感じている保護者の方に向けた内容です。


目次

受験生にとっての年末年始は「特別な時期」

年末年始=休み、ではありません。

直前期の受験生は

  • 焦り
  • 不安
  • 集中したい気持ち

が入り混じった、とても繊細な状態です。

この時期に受験生本人の、「邪魔をしないこと」

いつも通りに過ごさせよう、行事も大切にしよう、その気持ちが、かえって裏目に出ることもあるのです。


親戚の集まり、行く?行かない?

行かない選択大いにあり!

「正月くらい顔を出さないと…」
「非常識だと思われないかな…」

そう悩む方は多いですが、受験直前期に集まりを欠席することは、十分に理解されることです。

のここ

のここ家も、受験の年は親戚の集まりには参加しませんでした。

集まりに参加しなかった理由

  • 感染症対策:この時期は、インフルエンザ等も流行していることが多いですよね。
  • 本人の気持ち:本人が、親戚と集まっている気持ちの余裕がない。と感じていた。まずその気持ちを優先。
  • 生活リズム:息子たち含め、リズムが崩れそう。と感じたから。

このような理由で参加はとりやめました。

のここ

お正月に参加できなくても、受験が終わってから会いにいけばいいのです!

行く場合は「条件付き」で考える

本人たちが気分転換に行きたい場合や、久々にいとこと会うのを楽しみにしている。受験を経験した親戚に相談ができる 等、受験生本人が参加したいのであれば、参加するのは大賛成です。

でも、

  • 滞在時間を最初から決めているか
  • ある程度の時間で切り上げられるか
  • 勉強できる環境を確保できるか
  • 参加することでリズムを崩さないか
  • 感染症にも注意を払ってもらえる環境か。

こんなことも考えて、判断してくださいね。

受験生本人が望むなら、とてもいい気分転換になることもあるのです!

一番困るのは、あの質問

「どこの大学受けるの?」

親戚の悪気のない一言。
でも、この質問が受験生にとっては、一番聞かれたくないこと。

  • まだ結果が出ていない
  • 直前で志望校が変わる可能性もある
  • 比較や評価の目にさらされる

受験生本人にとっては、聞かれるだけで嫌な話題です。まして、一番不安を抱えているのは、受験生本人。

話をわかってくれる人であれば、事前に「聞かないでください」と一言お願いするのもいいと思います。


もしも聞かれた時、親ができる子どもを守る対応

① 事前に「親が盾になる」と決めておく

聞かれた場合を想定して、親の中で決めておきます。

  • 受験の話は、親が答える
  • 本人には振らせない

② 聞かれた時の対応を決めておく

聞かれた時は、子供とも事前に話を合わせて、

終わったら報告します

その一言で充分だと思います。


まとめ|年末年始は、リズムを崩さず無理強いせず

  • 行事より、子どもの心と集中を優先!
  • 親戚対応は、受験後に

受験生だって、お正月気分を味わってもいい。気分転換してもいい。

お正月休みでいつも家にいない家族がずっと家にいる家庭も珍しくないと思います。

それだけで、受験生としては、いつもと違う環境なのです。

普段、ゆっくりと時間が取れない分、この時期に志望校の話や、不安など、親子で話ができるといいですね。

もしも、保護者が家にいることで、家庭での学習を妨げている。と感じたら、保護者は外に出かけるのも一つの案です。

のここ

受験の年は、毎年続くわけではありません。受験の年くらい、受験生中心に考えてみるのもいいのではないですか? 応援しています

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この記事を書いた人

双子の息子を育て、大学受験や就活、社会人としての巣立ちを見守ってきました。
双子育てのこと、親の関わり方、子どもが自立したあとの気持ちの変化などを、やさしい目線で発信しています。

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