「このまま国公立を目指すべきか、それとも私立に切り替えるべきか…」
受験が進むにつれて、こんな悩みを抱えるご家庭は少なくありません。
特に最近よく聞くのが、いわゆる
👉 「国立蹴り(国公立をやめて私立を選ぶ)」
という選択です。
わが家も、双子で大学受験を経験する中で「このまま国公立を目指すべきか」という判断に何度も向き合いました。
この記事では、
- 国公立を諦めるべきタイミング
- 国立蹴りで後悔しやすいケース
- 親としてどう判断すべきか
を、実体験をもとに分かりやすく解説します。
結論:国公立を諦める判断は「偏差値」だけで決めない
まず結論です。
👉 国公立を続けるかどうかは、偏差値だけで判断しないこと
判断すべきはこの3つです👇
- 本人の意思(納得しているか)
- 現実的な合格可能性
- その後の進路(私立・浪人)
👉 このバランスで決めることが重要です
国公立を諦めるべきケース
まずは「やめる判断」が合理的なケースです。
①合格可能性が現実的でない場合
- 模試で大きな差がある
- 直前でも成績が伸びていない
👉 戦略的撤退も選択肢
②本人の気持ちが折れている
- モチベーションが保てない
- 勉強が続かない
👉 この状態で続けても結果は出にくいです
③私立で納得できる進路がある
- 行きたい私立がある
- 学部・環境に魅力を感じている
👉 この場合は無理に国公立にこだわる必要はありません
国公立をやめない方がいいケース
逆に、安易に諦めない方がいいケースもあります。
①合格ラインに近い
- あと一歩で届く
- 伸びている途中
👉 ここでやめるのはもったいない
②本人の意思が強い
- どうしても行きたい
- 挑戦したい気持ちがある
👉 最終的に後悔しないのはこのケースです
“国立蹴り”はあり?後悔しない判断とは
ここが一番気になるポイントだと思います。
👉 国立蹴り自体は珍しい選択ではありません
実際には👇
- 学部重視で私立を選ぶ
- 環境や将来性で判断する
👉 こうした理由で選ぶ人も増えています
ただし注意点があります。
後悔しやすいパターン
- 周りに流された
- 偏差値だけで決めた
- 親の意向が強すぎた
👉 「納得していない選択」が一番後悔します
わが家のその後を正直に書くと——大学生になった本人が帰省したとき、「あの国立、いい大学らしいね」とぽそりと言ったことがあります。内心「だから、あのとき言ったじゃない」と思いました。それでも、後悔している様子はありません。自分で選んだ道だから、ぼやきはぼやきで済んでいるのだと思います。人に決められた選択だったら、こうはいかなかった気がします。
わが家の判断(双子受験のリアル)
わが家でも
👉 「このまま国公立を目指すか」
という場面が何度もありました。
その中で大切にしたのは👇
👉 本人が納得して選ぶこと
親としては
- 安定した進路を選んでほしい
- 少しでも良い大学へ
と思ってしまいます。
でも最終的には
👉 「この選択で進めるか」
これを基準にしました。
具体的に書きます。文系の子は、国立大学の後期試験に合格して、入学金を払い、アパートを契約し、大学生協で新生活の品の注文まで済ませていました。そのあとで、私立の合格が出ました。
私立に行きたいと言った息子が口にした言葉を、今も覚えています。「僕の貯金を全部使ってかまわないから、私立に行かせてほしい」。もちろん、私立の学費がまかなえる額ではありません。でも、本気なのだけは伝わりました。
悩んだ末の判断材料は、偏差値ではありませんでした。本人の意思。実家への帰省は私立の方が交通の便が良かったこと。そして文系で、国立との授業料の差が年間40万円ほどだったこと。どちらに進んでも一人暮らしになるのは同じでした。正直に言うと、これが理系だったら、私は国立を勧めていたと思います。
ちなみに双子のもう一人(理系)は、私立にも合格していましたが「地元国立か、浪人か」と自分の中で決めていました。同じ家で育った双子が、真逆の選択をしたわけです。だから私は「国立蹴りに正解はない」と、実感を持って言えます。
親としての関わり方

判断に迷ったとき、親がやるべきことはシンプルです。
情報を整理する
- 合格可能性
- 費用
- 進路
選択肢を提示する
- 続ける
- 私立にする
- 浪人
決めさせる
👉 最終判断は本人
まとめ
国公立を諦めるかどうかは
👉 正解がある問題ではありません
ただし大切なのは👇
- 感情だけで決めない
- 周りに流されない
- 本人が納得する
👉 この3つです
最後に
受験は「合格・不合格」で区切られますが、その後の人生はそこから続きます。
だからこそ
👉 「後悔しない選択」より「納得できる選択」
これを大切にしてほしいと思います。
トップ国立大学出身の知人に、言われた言葉があります。「大学名ではない。大学はあくまでも箱だから、そこで何をするか」。国立蹴りを迷っている親御さんに、わが家からはこの言葉を置いていきます。
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