最近でも、受験生を抱える保護者の知り合いから相談を受けることがあります。
我が家の受験は、決して成功したわけでもなく、進学した大学がいわゆる「勝ち組」と言われるところでもありません。
受験生を抱えていると、親としてはやっぱり、進学の費用の不安。受験生本人と、親の意見の相違。親子のコミニュケーション。夫婦関係…。
ただただ、私の経験を聞かれたら話をするだけ。また、親御さんのいろいろな不安を聞くだけしかできません。
大学へは、決して、
”必ず行くべきもの”
でもないし、大学に行ったからと言ってその後の人生が勝ち組になるわけでもないと思います。
いい大学に入って、そこで頑張って、いい会社に入れたとしても…。
やはり、そこでも努力は必要だし、また、有名企業だとしても合う仕事。やりたい仕事ができるかはわかりません。
大学受験は、ゴールではなくあくまでも過程の一つかな…。と感じます。
受験で、努力し続けることのできる子。こんな子は、受験だけではなくその後の就職活動や社会人になってからも必要なことも努力ができるのではないのかな。と思います。メンタル面でも成長することができるのではないでしょうか。
ですが、大変な大学受験で心が折れてしまっては元も子もない。心が折れない程度に頑張ることも大切なのでは…。と感じます。
大学受験は、”親ができることはない。”ということを聞きますが、声はかけずとも、食事作りや、メンタル面、健康面に配慮するのも必要なのかな…。と私は感じます。
若いうちに、いろんな経験をしながら、自分で生きていく力をつけてほしいな。と社会人になった息子たちを見守りつつ感じている今日このごろです。
にほんブログ村
コメント