はじめに:受験って、こんなにお金がかかるの?
大学受験を目前に控えると、親としては「志望校」や「学力」も気になりますが、それ以上にリアルに不安になるのが“お金”のことではないでしょうか。
私自身、双子の大学受験を経験して、「こんなにかかるの⁉」と驚いてばかりでした。
そこで今回は、大学受験にかかる費用の実例と、どうやって乗り切ったのかをまとめてみました。
大学受験でかかる主な費用
💴 1. 受験料(入学検定料)
- 共通テスト…18,000
- 国公立大学(前期・後期)…1校あたり約17,000円〜
- 私立大学(学部ごとに異なる)…約35,000円前後同時に複数の学部を併願すると10万円以上になることも・
▶ 複数の大学を受けると以上50万円かかることも。
🚅 2. 交通費・宿泊費
遠方の大学を受験する場合、試験前日に前泊が必要になります。
- 交通費(新幹線や飛行機)
- ホテル代(1泊6,000〜15,000円前後)
双子でW受験だった我が家では、同時に別の場所で受験が重なることもあり、交通費と宿泊費の合計はかなりの額に。
📄 3. 願書・資料請求
最近はWeb出願が増えましたが、パンフレットや過去問などの資料代も地味に負担に。
- 願書取り寄せ費:1校あたり数百円〜1,000円前後
📚 4. 学習教材・模試・対策講座
- 模試:1あたり回5,000円前後
- 問題集や参考書:1冊1,500〜3,000円
- オンライン講座(例:スタディサプリ):月額2,178円〜
塾に通っていない我が家では、通信教材や模試が命綱でした。
🖌️入学金
- 滑り止めの大学への入学金、前期学費の納入:50万以上(入学辞退の場合、後から前期授業料は戻ってくる場合も多い)
【体験談】我が家の費用捻出方法
① 家計の見直しと“教育費口座”を準備
中学3年生の頃から、毎月1万円ずつ積み立て。
「受験費用」として分けておくことで、急な出費にも焦らず対応できました。
② 塾を使わず、スタディサプリなどの通信教材で学習
塾代を抑えるために、
スタディサプリ(高校・大学受験講座)をフル活用しました。
- スマホやPCで受講できる
- 志望校別の講座があり、自分のペースで進められる
- 月額約2,000円と、塾に比べて圧倒的にコスパ◎
③ ホテルは楽天トラベルなどで早割予約
遠方受験のホテル予約は、楽天トラベルやじゃらんの早期割引プランを利用。
- ポイントも貯まり、実質的に割引になる
- キャンセル無料のプランで、日程変更に対応しやすかった
奨学金や教育ローンも視野に
もし入学後の学費に不安がある場合は、奨学金や教育ローンの検討もおすすめです。
- 【日本学生支援機構(JASSO)】の奨学金
- 【国の教育ローン(日本政策金融公庫)】は金利も低く安心
おわりに:備えることで“心の余裕”もつくれる
大学受験は、子どもにとっても親にとっても精神的にも金銭的にも負担が大きい一大イベントです。
だからこそ、少しずつでも準備を進めておくことが、結果的に心のゆとりにもつながります。
我が家もバタバタの中でなんとか乗り切りました。
「なんとかなるよ」と言えるための“備え”を、ぜひ今から始めてくださいね。
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