保護者双子だから、お金もやっぱり2倍かかるよね……
覚悟はしていても、いざ進学が近づくと、通帳の数字と睨めっこする日々が増えるものです。
わが家は一卵性の双子。正直に言うと、最初から決めていたことがありました。
「国立でないと、行かせられない」
それがわが家の、偽らざる本音でした。
でも現実は、そう簡単ではありませんでした。片方の息子が合格したのは、私立大学・県外一人暮らし。
そのとき夫がかけた一言で、わが家の方針は変わりました。
結果として、奨学金ゼロで2人を大学に送り出せたのは、長年かけて準備してきた「ある戦略」のおかげです。
このブログでは、そのリアルをすべてお伝えします。
「国立じゃないと無理」が、覆った日
受験前、わが家には暗黙のルールがありました。
「国立大学でないと、行かせることはできない」
教育費が2人分かかる双子家庭として、これは本気の言葉でした。もし私立にしか受からないなら、「自分で奨学金を借りて行きなさい」とも伝えていました。
ところが、次郎の合格先は私立大学・県外。
合格の喜びと、家計への不安が、同時に押し寄せました。
そのとき、夫が言いました。



せっかく合格したんだから、行かせてやろう。僕のお小遣いがなくても構わないから。
その一言で、わが家の方針は変わりました。国立じゃないと、と言い続けていた私も、その言葉に救われた気がしました。
奨学金を使わずに乗り越えられたのは、長年の準備があったからです。
双子の大学進学は本当にお金が2倍かかる?
よく「双子は教育費が2倍」と言われます。実際には進学先によって大きく変わります。
「国立大学+自宅通学」の場合は比較的負担は少ないですが、「私立大学+一人暮らし」になると費用は一気に増えます。わが家のように進路が分かれると、教育費の差も大きくなります。
わが家の進学費用【リアルな数字を全公開】
わが家の場合、進学先は次のようになりました。
- 国立大学(理系・自宅通学)
- 私立大学(文系・県外一人暮らし)
大学の初年度は、入学金や準備費用が重なるため、特にお金がかかります。実際にかかった費用を大まかにまとめると:
| 項目 | 国立大学(理系・自宅) | 私立大学(文系・一人暮らし) |
|---|---|---|
| 入学金 | 約28万円 | 約20万円 |
| 年間授業料 | 約54万円 | 約100万円 |
| 一人暮らし準備 | 0円 | 約40万円 |
| 初年度合計 | 約82万円 | 約160万円 |
一人暮らしの準備費用の内訳
私立大学へ進学した子どもは、県外で一人暮らしを始めました。大学の学費とは別に必要だったのが:
- アパート契約費用(敷金・礼金など):15〜20万円
- 家具家電:15〜20万円
- 引っ越し費用:5〜10万円
合計:約40万円前後
大学進学は、学費だけでなく生活を始めるためのお金も必要になります。
初年度の合計はいくらだった?
- 国立大学:約82万円
- 私立大学:約120万円
- 一人暮らし準備:約40万円
- 合計:約240万円以上
もちろん大学や地域によって差はありますが、双子の大学進学はやはり大きな出費になります。
奨学金なしで乗り切れた2つの理由
「どうやって奨学金なしで双子を大学に?」よく聞かれます。理由は2つです。
① 子ども手当を全額、教育費として積み立て続けた
子どもが生まれたときから、子ども手当は一度も生活費に使いませんでした。
振り込まれたら即、教育費専用の口座へ。それだけを、ずっと続けました。
子ども手当は0歳〜中学卒業まで支給されました。1人あたり総額約200万円。双子2人分で、約400万円が積み上がります。
「貯めなきゃ」と気合を入れるより、「入ったら移す」仕組みを作るほうが続きます。難しいことは何もしていません。ただ、使わなかっただけです。
② 塾なし受験で、教育費そのものを圧縮した
もう一つが、塾に通わせなかったことです。中高6年間、塾なし。使ったのは通信教育のみ。
塾に通わせると、年間50〜100万円はかかります。双子で2人、数年続ければ数百万円の差になります。
「奨学金を借りなくて済むように、塾なしで挑もう」
これがわが家の戦略でした。結果として、2人とも大学に合格し、奨学金ゼロで大学生活をスタートできました。
塾なし受験の詳しい話は、こちらの記事にまとめています。
→ 【双子大学受験の全記録】前期ダブル不合格→後期合格→国立蹴って関関同立へ
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奨学金が必要か迷ったときに確認したい3つのこと
わが家は奨学金なしで乗り切りましたが、「借りない」が正解とは思っていません。家庭の状況によって、奨学金は有力な選択肢です。迷ったときは、この3つを確認してみてください。
① 初年度の出費総額を把握しているか
入学金・授業料・引っ越し費用が一気にやってきます。「なんとかなるだろう」は危険です。まず数字を出しましょう。わが家のように240万円以上かかるケースも珍しくありません。
② 毎月の仕送りが4年間続けられるか
一人暮らしの場合、月5〜8万円の仕送りが必要なことも。学費だけでなく、生活費まで4年間通して試算することが大切です。
③ 第一種(無利子)の条件に当てはまるか
借りるなら無利子の第一種が断然おすすめ。収入・成績の基準を事前に確認しておきましょう。双子家庭は扶養人数が多いため、収入基準が緩やかになるケースもあります。
双子の大学進学で親が準備しておくべきこと
双子の場合、教育費は単純に2倍に近くなります。そのため、できるだけ早い段階から準備することが大切です。
- 子ども手当は手をつけない(専用口座に移すだけでOK)
- 塾代を通信教育で代替する(スタサプなら月2,000円台〜)
- 奨学金の仕組みを早めに調べる(高3春までには情報収集を)
- 生活費も含めた総額を試算する(学費だけでは足りない)
塾なし受験で教育費を抑えたい方はこちらも参考にどうぞ。
→ 塾なしならスタディサプリで十分?実体験で分かったメリット・デメリット
まとめ
双子の大学進学は、やはり大きな出費です。わが家の初年度は、約240万円以上かかりました。
それでも奨学金なしで乗り切れたのは、子ども手当の積み立てと、塾なし受験という長年の準備があったからです。
そして、「国立じゃないと無理」と思っていた私が考えを変えられたのも、夫の一言と、準備してきた貯蓄があったから。



お金の不安は「知らないこと」から生まれます。早めに情報を集めて、家族で話し合ってみてください。
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