「真面目な子に育ってくれた」と思う反面、「真面目すぎて損をしていないか」と心配になることはありませんか?
我が家の双子も、どちらかといえば真面目な部類。宿題もきちんと提出する、遅刻しない、先生の言うことを聞く……。親としては手がかからず助かる一方で、ふと「それって大人に都合のいい子なだけじゃないか」と気づいたとき、胸がちくりと痛みました。
この記事では、真面目すぎる子どもを持つ親として感じてきた不安と、社会に出てからも自分を守れる子に育てるために親ができることをまとめます。
真面目な子が社会で苦しむ理由
真面目さは立派な長所です。しかし、度が過ぎると次のような場面で苦しみやすくなります。
- 上司に無理な仕事を頼まれても断れない
- 理不尽な相手にも誠実に対応して疲弊する
- 「自分さえ我慢すれば」と自己犠牲が癖になる
- 周囲に流されて自分の意見を言えない
特に一人っ子や、我が家のような双子育ちは「ケンカしないように」「迷惑をかけないように」と幼い頃から行動を制限されがちです。自己主張を抑えてきた分、大人になってからも「NO」が言えない人になりやすい側面があります。
親ができること5つ
① 「断っていい」と言葉で伝える
「嫌なことは断っていいよ」「全部引き受けなくていい」と、具体的な言葉で伝えましょう。子どもは親が思う以上に「親の期待に応えなければ」と感じています。言葉にしないと伝わりません。
② 「逃げる」を肯定する
心や体を壊すような環境からは「逃げるが勝ち」だと教えておくことが大切です。我が家では社会人になった息子たちに「合わない職場なら転職していい」と普段から話しています。これは逃げを推奨しているのではなく、自分を守る選択肢を持たせることです。
③ 感情を否定しない
「そんなことで怒らないの」「我慢しなさい」という言葉は、子どもの感情を封じ込めます。怒りや不満を感じること自体は自然なこと。感情を表現できる家庭環境が、外でも自分の気持ちを伝えられる力につながります。
④ 失敗を責めない
真面目な子は失敗を極端に恐れる傾向があります。「失敗しても大丈夫」「やり直せる」という経験を積ませることが、社会に出てからの回復力(レジリエンス)につながります。
⑤ 親自身が「ほどほど」を見せる
子どもは親の背中を見て育ちます。親が完璧を求めず、「今日は疲れたから手を抜く」「これは断ろう」という姿を見せることも、立派な教育です。
まとめ:真面目さは「武器」にも「重荷」にもなる
真面目であることは、本当に素晴らしい資質です。ただ、自分を犠牲にしてまで周りに合わせる必要はない、ということを子どもに伝え続けることが親の役目だと思っています。
のここ常識の中で自分の心を大切にできる人、周りに染まらず自分軸を持って生きていける人——そんな大人になってほしいと、双子の母として今も願い続けています。
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