「公務員は安定していて楽そう」と思っていませんか?わが家の次郎は地方公務員に入庁してすぐ、激務部署に配属されました。一方、双子の太郎は外資系IT企業へ。真逆の働き方をする双子を持つ母として、公務員の激務の実態と、公務員vs民間の違いをリアルにお伝えします。
入庁1年目、激務部署に配属された次郎の現実
次郎が配属されたのは、いわゆる「激務部署」でした。
入庁前は「地方公務員なら定時で帰れる」と思っていた私も、最初の数ヶ月で認識が完全に変わりました。残業が100時間を超える月もあり、帰宅は深夜という日が続きました。
「公務員は楽」というイメージは、部署によっては完全に間違いです。
残業の実態:公務員は本当に楽なのか
| ケース | 月の残業時間の目安 |
|---|---|
| 地方公務員・閑散部署 | 10〜20時間 |
| 地方公務員・繁忙部署 | 40〜60時間 |
| 地方公務員・激務部署 | 80〜100時間超 |
| 外資系IT・通常期 | 20〜40時間 |
| 外資系IT・プロジェクト繁忙期 | 60〜80時間 |
太郎(外資IT)と次郎(地方公務員)を比べると、繁忙期の残業時間はほぼ変わりません。むしろ次郎の激務部署時代の方が多かった時期もありました。
激務になりやすい公務員の部署
次郎の経験と周囲からの情報をまとめました。
- 財政課・予算担当
- 人事課(採用・異動シーズン)
- 福祉・生活保護担当
- 都市計画・開発担当
- 首長直轄の政策推進室
- 議会対応部署(議会開会中は特に)
配属は本人の希望が通らないケースも多く、入庁前に「どこに配属されるか」はほぼ読めません。これが公務員の働き方の読みにくさです。
公務員 vs 民間企業:双子の母が見た比較表
| 項目 | 公務員(次郎) | 民間企業(太郎) |
|---|---|---|
| 雇用の安定 | ◎ 非常に高い | △ 会社による |
| 給与水準 | △ 平均的・年功序列 | ○ 実力次第で上がる |
| 残業 | △ 部署による(激務あり) | △ 職種・時期による |
| 転勤 | ○ 管轄地域内 | △ 会社による |
| 副業 | × 原則禁止 | ○ 会社による |
| キャリアの柔軟性 | △ 異動が多い・転職しにくい | ○ 転職市場に出やすい |
| 社会的信頼 | ◎ ローン・賃貸に強い | ○ 大手なら問題なし |
| やりがい | ○ 地域への貢献感 | ○ 成果が給与に直結 |
どちらが優れているというより、何を優先するかで答えが変わります。
国家公務員 vs 地方公務員:次郎が地方を選んだ理由
次郎は国家一般職にも合格しましたが、最終的に地元の地方公務員を選びました。
| 項目 | 国家公務員 | 地方公務員 |
|---|---|---|
| 給与 | ○ やや高め | △ 地域差あり |
| 転勤範囲 | × 全国・海外 | ○ 管轄地域内 |
| 仕事のスケール | ◎ 国政レベル | ○ 地域密着 |
| 激務リスク | △ 霞が関は特に激務 | △ 部署による |
| 地元に住める | × 転勤が多い | ◎ |
次郎の決め手は「地元に根を張りたい」という気持ちでした。国家公務員は転勤範囲が広く、地元を離れる可能性が高い。それが嫌だったと言っています。
公務員専願 vs 民間併願:どちらを勧めるか
| 項目 | 公務員専願 | 公務員・民間併願 |
|---|---|---|
| リスク | 高い(全落ちの可能性) | 低い |
| 試験対策の集中度 | ○ 高い | △ 分散する |
| 向いている人 | 強い志望動機がある | まだ迷っている |
| 精神的負担 | 大きい | 逃げ道がある分楽 |
次郎は公務員専願でしたが、「絶対に公務員になる」という意志が明確だったから成立しました。迷いがある場合は民間も視野に入れた方が選択肢が広がります。
💡 公務員試験の対策、何から始めればいい?
スマホで学べるオンライン講座なら、忙しい就活中でも隙間時間に進められます👇
親が就活でできるサポート
- 情報の押しつけをしない — 親世代の就職観は古い。子どもの話をまず聞く
- 日程管理のサポート — 試験日・説明会・面接日を一緒に整理する
- 体調管理のバックアップ — 食事・睡眠・生活リズムを整える環境づくり
- 結果に動じない — 一次落ち・二次落ちで親が落ち込むと子どもに伝わる
- 最終決断は本人に任せる — 意見を求められても押しつけない
よくある質問(FAQ)
Q. 公務員は本当に激務ですか?
部署によります。閑散部署なら残業10〜20時間ですが、財政課や政策推進室などは月100時間超になることもあります。次郎が入庁1年目に配属されたのは激務部署で、定時退勤とは程遠い日々でした。
Q. 公務員と民間、どちらを勧めますか?
安定を最優先にしたいなら公務員、成長や収入を追いたいなら民間が基本的な考え方です。ただ公務員でも激務部署は存在し、民間でも安定した会社はあります。子ども本人の価値観で選ぶのが一番です。
Q. 子どもが公務員を目指すと言ったら、親は何をすればいいですか?
試験の種類・日程・科目を一緒に整理することが最初のサポートになります。公務員試験は情報戦の面もあるので、親が先に概要を把握しておくと助かります。
Q. 地方公務員と国家公務員、どちらがいいですか?
地元に住み続けたいなら地方、スケールの大きな仕事をしたいなら国家が向いています。ただし国家は転勤が広範囲になるため、家族の事情がある場合は地方の方が現実的です。
まとめ|地方公務員は「楽」ではないが、やりがいのある仕事
地方公務員は、「安定しているから楽」な仕事ではありません。
激務部署に配属されれば、残業は続き、責任の重い仕事を担うことになります。
でも、地域を支える重要な使命を持つ職業です。
息子の姿を見て、地方公務員として働く人たちへの尊敬の念が深まりました。
そして、入庁1年目の激務を乗り越えられたのは、周囲の温かい人間関係があったからこそ。
これから地方公務員を目指す方には、やりがいと現実の両方を知ったうえで、自分のキャリアを選んでほしいと願っています。
にほんブログ村

コメント