結論から言うと、情報学部は「やめとけ」というわけではありません。
ただし、
- 数学が苦手
- 論理的に考えることが苦手
- ITに強い興味がない
という場合は、入学後に苦労する可能性があります。
逆に、数学やプログラミングに興味がある人にとっては、将来性が高くやりがいのある分野です。
この記事では、理系大学に進学した子どもを持つ保護者の視点から、
- 情報学部が「やめとけ」と言われる理由
- 実際の学びの内容
- 向いている人の特徴
についてまとめました。
大学選びで後悔しないための参考になればと思います。
最近人気の情報系の学部
「将来はITが強い方がいいから」「情報系なら就職に有利」と考えて志望する人も増えています。
実際、2020年代以降はデジタル社会の加速とともに、全国の大学で情報系の学部や学科が次々と新設されています。
しかし一方で、
保護者情報学部はやめとけ



思っていた内容と違った
という声があるのも事実です。
本当に「情報系」というだけで選んでしまって大丈夫なのでしょうか。
情報学部はやめとけと言われる5つの理由
近年、AIやITの成長とともに人気が高まっている情報系の学部。
「将来性がある」「就職に強い」といった理由で志望する高校生も増えています。
しかし一方で、ネット上では
「情報学部はやめとけ」
と言われることもあります。
なぜそのように言われるのでしょうか。
主な理由を5つ紹介します。
① 数学が思った以上に重要
情報学部というと「パソコンを使う学部」というイメージを持つ人も多いですが、実際には数学が非常に重要な分野です。
大学では
- 情報数学
- 線形代数
- 確率統計
- アルゴリズム
など、数学を使った授業が多くあります。
高校までの数学が苦手な場合、大学の授業についていくのが大変になることもあります。
② プログラミングが想像以上に難しい
情報系の学部では、プログラミングの授業が中心になります。
代表的な言語には
- C言語
- Python
- Java
などがあります。
しかし、プログラミングは単にコードを書く作業ではなく、論理的に考えながら問題を解決していく作業です。
思っていたより難しく、最初の授業でつまずく学生も少なくありません。
③ 自分で学ぶ力が求められる
ITの世界は技術の変化が非常に速い分野です。
そのため大学でも
- 自分で調べる
- 自分で試す
- 自分で理解する
という自主的な学習が求められます。
「授業だけ受けていれば大丈夫」という学部ではないため、受け身の勉強スタイルだと苦労することもあります。
④ 理論科目が多い
情報系の学部では、実際のプログラミングだけでなく
- 情報理論
- 計算理論
- データ構造
- ネットワーク理論
といった理論科目も多くあります。
そのため「パソコンが好きだから」という理由だけで選ぶと、想像していた内容と違うと感じることもあります。
⑤ 人気が高く、レベルも上がっている
近年はIT人材の需要が高まっているため、情報系学部の人気も上がっています。
その結果
- 入試難易度が上がる
- 学生のレベルが高い
- 授業の進度が速い
といった大学も増えてきています。
人気の分野だからこそ、しっかりと準備して進学することが大切です。
情報系は「パソコン好き」だけでは厳しい
情報系の学部では、
- プログラミング(C言語、Pythonなど)
- 情報数学、アルゴリズム
- ネットワーク、セキュリティ
- データベース
- AI、機械学習
- 情報理論
これらを学びます。
つまり、数学・論理的思考・問題解決能力といった力が求められる分野です。



「パソコンを使うのが好き」だけではなく、理論を理解する力や自分で学ぶ力も必要になります。
情報系で留年・中退が起きる理由
大学の情報系では、
・思っていた内容と違った
・数学についていけない
・プログラミングが難しい
といった理由で、途中で苦しくなる学生もいます。
特に理系大学では、1年生の段階から
- 情報数学
- プログラミング演習
- アルゴリズム
などの授業があり、課題やテストも簡単ではありません。
実際、息子もテスト期間は「単位がやばいかも」と顔を青くして机に向かっていました。親としてもハラハラしましたが、その厳しい環境で培った「論理的に解決する力」は、社会人になった今、大きな武器になっています。 現在は外資系IT企業にエンジニアとして勤務していますが、「あの時の苦労があったから、今の給与や働き方がある」と本人は笑って話しています。
💡関連記事
大学の理系学部では、授業の難しさから留年するケースもあります。
実際に大学生活を見て感じたことを、こちらの記事でまとめています。
→ 理系は留年が多い?大学で実際に感じたこと


人気だからこそ事前に内容を確認することが大切
志望校を選ぶとき、「情報系」と書かれていれば似たようなものだと思ってしまうこともあります。
しかし実際には、
- 学べる内容
- 重視する分野
- 研究テーマ
によって学ぶ内容は変わります。


情報学部に向いている人
大学を選ぶときは
・大学のホームページ
・シラバス(授業内容)
・オープンキャンパス
などを確認して、
・どんな授業があるのか
・自分の得意分野と合っているか
・数学やプログラミングへの苦手意識はないか
を事前に知っておくことがとても大切です。
情報系の学部は難しい面もありますが、向いている人にとってはとても面白い分野です。
例えば次のようなタイプの人です。
- 数学や論理的思考が好き
- 自分で調べて学ぶことが苦にならない
- プログラミングに興味がある
- ITやAIの分野に関心がある
こうしたタイプの人にとっては、情報系は将来性も高く、やりがいのある分野になる可能性があります。
情報学部で後悔する人の特徴
情報学部を選んで後悔するケースには、いくつか共通点があります。
例えば次のようなタイプです。
- 数学が苦手
- 論理的に考えるのが苦手
- IT分野にあまり興味がない
- 人気だからという理由だけで選んだ
大学の情報系では、数学やプログラミングなどの専門的な内容を学びます。
そのため「なんとなくITが良さそう」という理由だけで選んでしまうと、授業についていくのが大変になることもあります。



大切なのは
「人気だから」ではなく「自分の興味と適性」で選ぶこと
なのです。
まとめ|情報学部はやめとけ?大事なのは適性
| 特徴 | 情報学部で「正解」な人 | 情報学部で「後悔」する人 |
| 得意科目 | 数学やパズル、論理クイズが好き | 数学に強い苦手意識がある |
| PCへの興味 | 仕組みや動かすことに興味がある | ネットや動画、ゲームができれば満足 |
| 学習スタイル | 分からないことを自力で調べるのが好き | 手取り足取り教えてもらいたい |
| 将来の展望 | 技術を武器に、変化を楽しみたい | 安定して、変化の少ない仕事がしたい |
情報系の学部は将来性があり、就職にも強い分野です。
しかし、「なんとなく人気だから」で選んでしまうと、
- 授業についていけない
- 想像していた内容と違う
と感じてしまうこともあります。
大学選びで大切なのは、
実際に学ぶ内容を理解して、自分に合っているかを考えること。



息子たちが進学先で苦労している姿を見るのは、親としても辛いものです。 でも、厳しい冬の寒さに耐えて咲く梅の花のように、大学での苦労は、社会に出るための「根っこ」を育てる時間なのです。
「やめとけ」という言葉に惑わされず、お子さんの適性と向き合い、納得のいく選択ができるよう応援しています。











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