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理系なら就活無双?4月内定ゼロだった母が見た現実

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「理系は就職に困らないから安心」——そう言われて、私もずっとそう思っていました。だから息子が理系に進んだとき、正直ここだけは心配しなくていいんだ、と少しホッとしたんです。
ところが、いざ就活が始まってみると、理系には理系なりの壁があることを、横で見ていて何度も実感しました。

理系学部生の就活を母目線で描いた5コマ漫画。①「理系は就職に困らない」と思ったら息子は内定ゼロ ②地元の有名企業に不通過、攻めた同級生は大手に複数内定 ③研究室推薦を使わず一般応募で内々定 ④エントリーの遅れ・面接慣れ・志望先の狭さという3つのつまずき ⑤共感と情報収集で母が支え、最終的に外資系IT企業へ内定。理系=有利ではなく準備力がカギ。

目次

「無双」かどうかは、理系かどうかではなかった

たしかに理系には、技術職・研究職・エンジニアといった専門職の求人が多くあります。つまり、

のここ

“就職先を選ばなければ”理系は比較的有利です。

でも、大手や有名企業となると話は別でした。採用人数が少なく、研究内容やスキルのマッチングを重視されるので、狭き門になることも多いんです。

わが家の実例をひとつ。息子が最初に受けたのは、大企業でも都会の会社でもなく、地元では誰もが知っているくらいの企業でした。私も内心、ここなら…と思っていたんです。結果は、不通過。理系でも、地元の人気企業は倍率が高くて、簡単ではありませんでした。

一方で、同じ大学から、誰もが知る大手に複数内定した子もいたそうです。あとで話を聞くと、成績がずば抜けていたわけではなく、学歴フィルターを気にせず攻めて、文系が受けるくらいの数の会社を受けたとのこと。「無双」かどうかは、理系か文系かより“動き方”で決まるんだな——息子の代を見て、そう思いました。

息子の就活、実際はこうでした

参考までに、理系だったわが家の息子の就活は、こんな流れでした。あくまで一例ですが、「無双」とはほど遠い、地道な道のりだったんです。

項目就活の実際
就活スタート大学3年の秋
インターン地元企業に1社だけ
4月時点の内定0社
動き出したきっかけ母の何気ない一言
内定が出た時期8月ごろ
最終的にもらった内々定6社
入社先の業界外資系IT

研究室推薦を、あえて使わなかった話

大学によっては「研究室推薦」という制度があって、教授推薦で企業に応募できるケースもあります。私は最初、それなら有利じゃない、と単純に思っていました。

ただしこの推薦、“単願”といって、他の企業を受けられなくなることがあるそうです。失敗したときに再チャレンジが難しくなるので、実は慎重な判断が必要なんですね。

うちの息子は、この推薦が「ある」と知りながら使いませんでした。理由を聞くと、「推薦を使うと、必ずその企業に行かないといけないから」。指定校推薦みたいだな、と思いながら聞いていました。結果、その企業には推薦なしの一般応募で内々定をいただけたので、使う・使わないも作戦のうちなのだと思います。


理系就活で、よくある3つのつまずき

  1. エントリー開始が遅れがち——文系のお友だちが春から説明会に動くなか、理系は研究や実験で身動きが取れないことが多いんです。うちも、気づけば周りに出遅れていました。
  2. 面接に慣れていない——技術的な説明はスラスラできても、いざ自己PRや志望動機になると言葉に詰まる。息子もまさにそのタイプでした。
  3. 志望先が狭くなりがち——研究内容にこだわりすぎて、いつのまにか受ける会社の選択肢が狭くなる。視野を広げるだけで、道は意外とあるんですよね。

どれも「理系だから」というより、研究と就活の時間が物理的にぶつかって起きるつまずきです。裏を返せば、動く時期さえ早めれば防げるものばかり。息子の8ヶ月も、まさにこの“出遅れ”との戦いでした。

親世代には「理系なら楽」と思われがちですが、実際に問われるのは「自分の強みを、自分の言葉で伝える力」なんですよね。ここは文系も理系も関係ないのだと感じました。

面接慣れといえば、こんな一幕もありました。面接官に「現在、内々定は何社ですか」と聞かれた息子が、正直に社数を答えたら、爆笑されたそうです。それでも「御社が第一志望です」と伝え、社名は明かさなかったとのこと。こういう場面のさばき方も、数をこなすうちに覚えていくようです。

息子が3年の秋から内定までどう動いたのかは、8ヶ月の就活記録に詳しくまとめています。


母として、できたこと・できなかったこと

就活は「子どもの戦い」です。それでも、親の心がけひとつで変わることもあると思います。私が意識したのは、こんなことでした。

  • 話を聞くときは、アドバイスより“共感”を先に。
  • 締切や面接の日程を、さりげなく確認してあげる。
  • 落ち込んだときは「休む勇気も大事」と伝える。

とはいえ、正直に言うと「情報を渡す」だけは、私自身がいちばん苦戦しました。息子が受けるIT企業を調べても、親世代には聞いたことのない社名ばかり。それでいて、調べると実は大企業だったりする。どんな仕事をする会社なのかも理解しきれず、毎日パソコンの前に貼り付いていました。

それでも、調べておいてよかったんです。息子が話してくれたとき、「それって何?」と聞き返さずに済んだので。理系の就活は研究との両立で長期戦になりがちです。焦らせず、見守る——これが私には一番できなかったことでもあるのですが、大切なことだと思います。


理系の就活に強いサポートサービス

最近は「理系専門の就活エージェント」も増えています。本人が自分から情報を取りに行くタイプでないなら、こうしたサービスを教えてあげるのも一つの方法だと思います。

▶︎就活のプロに相談したい方は、 キャリセン就活エージェント がおすすめです。専任のアドバイザーが、あなたの希望や強みをもとに企業を紹介してくれます。

▶︎IT業界やエンジニア職を目指す学生には、TECH-BASEがおすすめです。未経験からエンジニアを目指す学生を、無料のサポートで企業紹介まで導いてくれます。

▶ 研究と就活を両立したい大学院生へ
アカリク就職エージェント(PR)
理系院生の採用ルートに強く、推薦や単願就活のフォローも万全です。

「理系だから大丈夫」と思うより、「情報を早く集めた方が強い」と伝えてあげると、子どもも前向きに動きやすい気がします。


まとめ|理系=有利ではなく、“準備力”がカギ

理系学部生が就職に強いのは、たぶん事実だと思います。でも、「希望する企業」に入れるかどうかは別の話。息子の就活を横で見て、そこがいちばん腹に落ちました。

選ばなければ、道は広い。けれど大手・人気企業を目指すなら、早期の準備と情報戦が欠かせません。

親にできるのは、「見守る・共感する・情報を渡す」の3つくらい。全部が完璧にできたわけではありませんが、子どもの背中を、静かに押してあげられたらと思っています。


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この記事を書いた人

子どもの進路に悩むとき、親はどうしても不安になります。

私自身も、迷ったり、焦ったり、後悔しそうになったことが何度もありました。

だからこそ、このブログでは「こうすれば絶対大丈夫」というよりも、実際に悩みながら選んできた家庭の一例として、正直に書いていきたいと思っています。

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