保護者大学入試は今、総合型選抜・学校推薦型選抜の割合が年々増えています。「一般入試だけで戦って大丈夫なのか」と迷う保護者の方は多いはずです。我が家は双子2人とも一般選抜(共通テスト→前期・後期)で進みましたが、今振り返ると、早めに“入試方式そのもの”を考えておく価値はあったと感じています。
- 総合型・推薦型が増えているという事実
- でも国公立はまだ一般選抜が中心という現実
- 各方式のメリットと向いている子
- 塾なし家庭が取るべき戦略
総合型・学校推薦型は本当に増えている
文部科学省の令和7年度調査では、大学入学者のうち総合型選抜・学校推薦型選抜で入学した割合は53.6%とされています。つまり、今の大学入試では「一般選抜だけが当たり前」とは言いにくくなっています。実際、私立大学では入学者の多くが総合型・学校推薦型(いわゆる「年内入試」)で決まり、国公立でも総合型・推薦の枠が少しずつ広がっています。
でも、国公立志望ならまだ一般選抜が中心
ここが大事なポイントです。河合塾の資料では、令和5年度の募集人員割合として国立大学は一般選抜が79.7%、公立大学は68.2%とされています(私立は52.6%)。つまり、国公立志望なら、総合型・推薦型を調べつつも一般選抜対策は最後まで必要だということ。我が家が国公立を中心に一般で戦ったのも、まさにこの理由でした。
我が家の受験の全記録はこちらにまとめています。👉 【双子の大学受験】前期ダブル不合格から後期合格、国立を蹴って関関同立へ
各方式のメリット
① 一般選抜
当日の学力で勝負するシンプルな方式。点数で逆転できるのが強みで、国公立志望の王道です。最後まで学力を伸ばせる子に向いています。
② 総合型選抜
学力だけでなく、活動実績や意欲・志望理由を評価する方式。早めに合格が決まることも多く、「やりたいことが明確な子」に向いています。
③ 学校推薦型選抜
高校の成績(評定)が重要になる方式。コツコツ努力を積み重ねてきた子に向き、指定校推薦なら合格の可能性も高くなります。
向いている子・向いていない子
我が子がどの方式に向くかは、性格やこれまでの過ごし方で変わります。
| 入試方式 | 向いている子 | 注意点 |
|---|---|---|
| 一般選抜 | 最後まで学力を伸ばせる子/国公立志望/本番に強い子 | 結果が出るまで長く、親子とも精神的にしんどい |
| 総合型選抜 | やりたいことが明確な子/活動実績がある子/志望理由を語れる子 | 高1〜高2からの準備が必要。小論文・面接対策も |
| 学校推薦型選抜 | 評定が高い子/コツコツ努力できる子/指定校枠がある子 | 評定・欠席日数・校内選考の影響が大きい |


我が家は一般選抜で、最後まで頑張りました



我が家の双子は2人とも一般選抜。前期は2人とも不合格、それでも後期で国立に合格し、文系の子は最終的に関関同立へ進みました。早く決まる子をうらやましく思った時期もありましたが、最後まで学力で勝負した経験は、本人たちの自信になっています。
年内に進路が決まる子が増えると、一般選抜組は取り残されたように感じることがあります。でも、一般選抜で最後まで伸びる子もいます。特に国公立を目指す場合は、周りと比べすぎず、最後まで淡々と準備することが大事だと感じました。
塾なし家庭が取るべき戦略
塾に通っていなくても、入試方式の戦略は家庭で立てられます。我が家が今あらためて考えるなら、次の順番です。
- まず志望校の入試方式を早めに調べる(一般中心か、総合型・推薦の枠があるか)
- 国公立志望なら、一般対策を軸に据える
- 総合型も視野に入れるなら、高1〜高2から活動・評定を意識する
- 塾なしでも「情報収集」だけは早めに(学校・大学の募集要項を確認)
塾なしでも大丈夫?という不安にはこちらで答えています。👉 塾なしで大学受験は無理?双子を国立後期・関関同立合格まで見守った母の正直な答え
今ならこうする(正直な気持ち)
我が家は一般選抜一本で進みましたが、今の保護者の方にアドバイスするなら「早めに、総合型も含めて“選択肢”として調べておく」と伝えます。方式を知ったうえで一般を選ぶのと、知らずに「一般しかない」と思い込むのとでは、心の余裕がまったく違うからです。志望校の決め方はこちらも参考に。👉 大学の志望校の決め方|双子の母が実践した後悔しない5つのポイント
まとめ
総合型・推薦型が増えても、国公立志望なら一般対策は必要です。大事なのは「方式を早めに知り、我が子に合う道を家庭で選ぶ」こと。推薦で早く決まる子が増える中で、一般選抜を最後まで頑張る家庭にも、ちゃんと価値があります。



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