保護者高校生や保護者の方からよく聞く疑問です。我が家の双子の息子は、それぞれまったく違う進路を選びました。一人は理系でIT企業へ。もう一人は文系で地方公務員へ。
地方公務員になった息子を見ていて感じたのは、公務員になるために必ず行かなければならない学部はないということです。ただし「公務員試験の勉強がしやすい学部」「公務員の仕事と相性が良い学部」は確かにあります。
この記事では、地方公務員になった息子の実例を交えながら、公務員を目指す高校生におすすめの学部を解説します。
結論|公務員を目指すなら法学部・経済学部・社会学系が人気
まず結論から言うと、公務員志望者が多い学部は次のとおりです。
法学部
最も王道。憲法・行政法・民法など、公務員試験に出る科目と重なる部分があります。行政職を目指す人には特に人気です。
経済学部
経済学や財政学は、公務員試験でも頻出。自治体の予算や地域経済を考える仕事とも相性が良いです。
じつは我が家の次男も経済学部です。最初は「公務員=法学部」と思って法学部を調べていたのですが、学ぶ内容を見ているうちに「自分の興味と少し違う」と感じ、経済学部でも公務員試験は受けられると知って経済学部に変更しました。「公務員になりたい」という目標から逆算して学部を選んだ形です。
社会学部・地域政策学部
地域活性化や福祉、まちづくりに興味がある人向け。地方公務員との親和性が高い学部です。
教育学部
教員志望だけでなく、公務員試験を受験する学生も少なくありません。
▶ 関連記事:子どもが「公務員になりたい」と言ったら|親が知っておくべきこと全部まとめ
実は学部より大切なのは「継続力」
地方公務員になった息子は文系学部でしたが、正直なところ、学部そのものよりも毎日勉強を続ける力の方が重要でした。
公務員試験は範囲が広く、数的処理・判断推理・憲法・経済・時事問題などを長期間かけて学習します。大学1〜2年生の頃から少しずつ準備していたことが、結果的に大きかったと思います。
理系からでも公務員になれる?
答えはYESです。実際に理系出身の公務員もたくさんいます。特に土木職・建築職・電気職・情報職などの技術系公務員は理系人材が求められています。最近は自治体のDX推進も進んでいるため、情報系人材の需要は高まっています。
ちなみに、もう一人の息子は理系で外資系ITに進みました。同じ家で「公務員」と「民間(外資IT)」に分かれたからこそ見えた違いは、こちらの記事で詳しくお伝えしています。
▶ 関連記事:公務員は本当に激務?民間(外資IT)との違いを双子の母がリアル比較【体験談】
公務員を目指すなら避けたい学部はある?
結論から言うと、「絶対に避けるべき学部」はありません。どの学部からでも公務員試験は受けられます。
ただし、公務員試験の勉強時間を確保しにくい学部はあります。たとえば次のような学部は、学業との両立に工夫が必要です。
- 実験・レポートが多い理系学部 — 拘束時間が長く、試験勉強の時間を作りにくい
- 実習が多い医療・看護系学部 — 国家資格の勉強と公務員試験の両立は負担が大きい
- 留年率が高い・課題が重い学部 — まず単位を落とさないことが優先になりがち
もちろん不可能ではありませんが、これらの学部から公務員を目指すなら「早めのスタート」と「計画的な学習」がより重要になります。
親として感じたこと
息子の就活を見ていて感じたのは、公務員試験は短距離走ではなくマラソンだということです。大学名や学部だけでは合格できません。毎日コツコツ積み上げる力。途中で諦めない力。
そして親としては、「勉強しなさい」ではなく、「続けているね」と認めてあげることの方が大切でした。
▶ 関連記事:地方公務員に就職した息子を持つ母が語る|公務員就活に「学歴フィルターがなかった」は本当だった
公務員試験対策は早めの情報収集がおすすめ
公務員試験は独学でも可能です。ただし「何から始めればいいかわからない」「学習計画が立てられない」「模試を受けるタイミングがわからない」という悩みを持つ学生も少なくありません。
我が家も最終的には講座を活用しながら効率よく進めました。なぜ塾なし家庭だった我が家が公務員講座だけは受講したのか、その理由はこちらにまとめています。
▶ 関連記事:塾なし家庭の我が家が”公務員講座だけ受講した理由”|独学では落ちる?メリット・デメリットを徹底解説
まずは無料資料請求や体験講義で比較してみるだけでも、受験の見通しがかなり立てやすくなります。
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まとめ
公務員を目指すなら、法学部・経済学部・社会学部・地域政策学部が人気です。ただし、本当に大切なのは学部ではありません。



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