保護者そんな疑問を持つ高校生や保護者の方は多いのではないでしょうか。
実は経済学部は、大学によっては数学なしでも受験できます。しかし、入学後は数学を使う授業が意外と多く、「受験では避けられたのに、大学で苦労した」という学生も少なくありません。
今回は、経済学部を検討している方に向けて、「数学なし受験」と「入学後の現実」について、保護者目線で分かりやすくお話しします。我が家の次男も経済学部に進んだので、その実体験も交えてお伝えします。
結論|経済学部は入学後に数学を使う
最初に結論です。経済学部では、多くの大学で数学が必要になります。特に次のような授業では数学が頻繁に登場します。
- ミクロ経済学
- マクロ経済学
- 統計学
- 計量経済学
- データ分析
難関大学になるほど、数学を使う場面は増える傾向があります。そのため、「数学が苦手だから経済学部へ行こう」という選び方は少し危険です。
なぜ経済学で数学が必要なの?
経済学は、お金や社会の動きを分析する学問です。たとえば「なぜ物価は上がるのか」「なぜ景気は変動するのか」「なぜ企業は利益を追求するのか」——こうした問題を論理的に説明するために、数学を使います。
経済学では、「なんとなくそう思う」ではなく、「数字やデータで証明する」ことが求められるのです。
実際に出てくる数学レベルは?
保護者として気になるのはここですよね。大学によって差はありますが、よく使われるのは次の内容です。
- 微分 — グラフの傾きや最大利益を求める計算
- 関数 — 需要曲線や供給曲線を扱うために使用
- 統計 — 平均・分散・標準偏差など
- 確率 — データ分析や経済予測で使用
高校数学ⅠAだけでは足りず、ⅡBレベルが必要になる大学も少なくありません。
数学が苦手でも経済学部は無理?
そんなことはありません。実際に数学が苦手な状態で入学する学生もいます。
我が家の次男も、数学が得意なタイプではないまま経済学部に進みました。特に苦労したのが、高校で数Ⅲを習っていなかったこと。
大学の授業が「数Ⅲは履修済み」という前提で進む場面があり、最初はかなり戸惑っていました。文系で数ⅡBまでしか取っていない子は、ここでつまずきやすいので注意が必要です。入学前に基礎を復習していたおかげでなんとか乗り切れましたが、本人は「数Ⅲにも少し触れておけばよかった」と話していました。
ポイントは、入学前に復習しておくこと。特に次のあたりを復習しておくと、大学の授業がかなり理解しやすくなります。
- 一次関数
- 二次関数
- 指数・対数
- 微分の基礎
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文系だから経済学部を選ぶのは危険?
よくあるのが「文系だから経済学部」という選び方です。しかし実際には、法学部・文学部・社会学部などと比べると、経済学部は数字を扱う場面が多い学部です。
そのため、「数学は大嫌いだけど経済学部」よりも、「社会の仕組みやお金の流れに興味がある」という理由で選んだ方が、入学後も頑張りやすいと思います。
気になる大学が「数学をどれくらい使うか」は、シラバスや大学パンフレットで事前に確認できます。複数の大学資料を取り寄せて比べておくと、入学後のギャップを防げます。
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就職では経済学部は強い?
これはよく聞かれる質問です。結論から言うと、経済学部は就職に強い学部の一つです。特に金融業界・商社・メーカー・IT企業・公務員など、幅広い進路があります。
最近はデータ分析の重要性が高まっているため、統計や数字に強い学生は企業からも評価されやすくなっています。
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親として伝えたいこと
大学選びで大切なのは、「受験で入りやすい学部」ではなく、「4年間学び続けられる学部」を選ぶことだと思います。
経済学部は魅力的な学問ですが、想像以上に数学を使います。だからこそ「数学がどれくらい出てくるのか」「自分は興味を持てそうか」「卒業後に何をしたいのか」を事前に調べておくことが大切です。
こんな人は経済学部に向いている
- お金や社会の仕組みに興味がある
- データを見るのが苦ではない
- ニュースや経済の話題が好き
- 公務員や民間企業を幅広く検討したい
- 数学が得意、または苦手でも頑張る気がある
まとめ
経済学部は数学なしで受験できる大学もあります。しかし、入学後は数学を使う授業が多く、「受験では避けられたのに大学で苦労した」というケースも珍しくありません。
だからこそ、経済学部を選ぶときは「受験科目」だけでなく「入学後の学び」まで考えることが大切です。



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