双子や兄弟のW受験は、想像以上に大変です。受験校の情報、模試、面談、出願、入学金、メンタルケア……すべてが2人分。我が家も双子の受験を経験し、「これは単純に2倍ではない」と痛感しました。この記事では、W受験を乗り切るために大切だった3つのことを、経験者目線でまとめます。
W受験を乗り切る方法3選
W受験が「単なる2倍」以上に大変なのは、情報・メンタル・お金の3つが、2人分同時に押し寄せるからです。逆に言えば、この3つに先回りして備えておけば、ぐっと乗り切りやすくなります。我が家が大切にした3つを紹介します。
① 情報整理は「子ども別」に分ける
W受験でいちばん混乱しやすいのが「情報」です。受験情報は同じように見えて、文系と理系では必要な科目・大学・配点・勉強法までまるで違います(文系は国語・社会の暗記が中心、理系は数学・理科の理解と記述が中心)。同じ家にいても必要な情報が違いすぎるので、我が家は「情報を分けて管理する」ことを徹底しました。
我が家がやった情報整理術は、次の3つです。
- ① 子それぞれの「受験ファイル」を作る…1人1冊のA4クリアファイルに、入試科目・配点・模試結果・教材リスト・合格最低点・過去の倍率をまとめます。これだけで親の頭が混乱しません。
- ② 情報が混ざらないよう「色」で分類する…文系=赤、理系=青。クリアファイル・付箋・ノートの色を統一するだけで、ぐっと整理しやすくなります。
- ③ 志望校の優先順位を毎月アップデートする…模試のたびに志望校と優先順位を見直し、最新の状態に保ちます。
あわせて、2人分の出願締切・試験日・入学手続きの期限は「受験専用カレンダー」や共有アプリに一元化しておくと安心です。とくに出願締切は1日でも過ぎると出願できないので、最優先で管理しました。
② メンタルケアは「2人まとめて」ではなく個別に見る
一人が順調で、もう一人が苦戦している時、家の中の空気は非常にピリつきます。
- 対策: 「2人まとめて」ではなく、「個別の時間」を意識的に作ることが大切です。塾の送り迎えの車中など、短時間でもいいので一人ひとりの本音を聞くタイミングをズラして確保しましょう。
③ 費用と手続きは早めにシミュレーションする
W受験で最も現実的に頭を悩ませるのが費用です。受験料、入学金、そして新生活の準備。これらが一度に「×2」でやってきます。
| 項目 | 注意ポイント |
| 受験料 | 併願校が増えると数十万円単位で膨らむ。優先順位の確認を。 |
| 入学金 | 第1志望の結果を待つ間に、第2志望への納入が必要なケースも。 |
| 新生活 | 県外の場合、家具・家電、引っ越し代、賃貸の初期費用が2軒分。 |
「なんとかなる」ではなく、「いつ、いくら必要なのか」を早めに表にまとめて視覚化しておくだけで、心の準備が整い、パニックを防げます。
合格が決まった瞬間から、説明会、書類提出、制服採寸、そして県外なら一人暮らしの準備が同時にスタートします。
3月は想像以上に予定が詰まりやすい時期です。合格発表、入学手続き、住まい探し、必要書類、パソコンやスーツの準備などが一気に来るため、事前にチェックリストを作っておくと安心です。必要な書類(住民票など)は多めに取っておくとスムーズでした。
📋 W受験で親が「管理すること」一覧
| 管理すること | 注意点 |
|---|---|
| 志望校 | 2人分を混同しない |
| 模試結果 | 判定だけでなく弱点を確認 |
| 出願期限 | 1日でも過ぎると出願できない |
| 入学金納入期限 | 第1志望の結果前に必要なこともある |
| 面談予定 | 学校・塾・家庭で日程が重なりやすい |
| 新生活準備 | 一人暮らしなら住まい探しも必要 |
| 必要書類 | 住民票・写真・振込控えなどを早めに準備 |
3. 「親も一緒に戦っている」その背中を子供は見ています

受験期、子供たちは自分のことだけで精一杯です。親の気配りにも気づいてもらえず、、その上当たってしまうこともあるかもしれません。
でも、きっと大丈夫。親が一生懸命に伴走した記憶は、必ず子供たちの心に残ります。
我が家の息子たちも、当時は自分の殻にこもっていましたが、大学生になった今、ふとした瞬間に親への感謝や気遣いを見せてくれるようになりました。
大学に入学すれば、親がここまで深く子供の人生に関わる機会はもうほとんどありません。そう考えると、この「大変すぎる1年」は、親子の濃密な時間を過ごせる最後のギフトなのかもしれません。
今、受験生の保護者の方へ
毎日、お弁当作りや送り迎え、そして見えない不安との戦い、本当に本当にお疲れ様です。
今は「早く終わってほしい」という気持ちでいっぱいかと思いますが、この経験を乗り越えた先には、ひと回りもふた回りも成長した子供たちと、一息ついたあなた自身の笑顔がきっと待っています。
渦中にいるときは、そんなふうには思えませんでした。でも振り返ると、あの1年は親子で本気で向き合った時間だったのだと思います。
まずは今日のあなた自身を「よくやってる!」と褒めてあげてください。
そして、もちろん頑張っている受験生を信じてあげてくださいね。
のここ頑張る受験生と、それを支えるすべてのご家族を応援しています!




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