保護者大学受験は、どの家庭にとっても大きな出来事です。
しかし、双子の大学受験(ダブル受験)となると、その大変さは想像以上でした。
一卵性の双子が文系と理系という全く違う進路を選び、同じ年に大学受験を迎えた我が家。共通テストの結果、国立前期日程の挑戦、前期ダブル不合格、後期日程での再挑戦、そして誰も予想しなかった「追加合格」まで——あの数ヶ月間を時系列でまるごとお届けします。
この記事を読めば、我が家の双子受験の全体像と、各フェーズで親がどう動いたかがわかります。詳細は各リンク先にまとめていますので、気になるフェーズからどうぞ。
- 双子(文系・理系)が同じ年に受験した数ヶ月の全記録
- 共通テストの衝撃/前期2人とも不合格/後期での再挑戦
- 3月末の「追加合格」の電話と、親が下した決断
双子受験の始まり|共通テストの衝撃
双子が高3になり、いよいよ受験が現実のものになってきた頃。我が家がまず直面したのは「センター試験(現共通テストの難化」でした。
予備校の自己採点が出た瞬間、二人とも言葉を失っていた姿は今も忘れられません。2時間歩いて帰ってきた息子。あの独特の張り詰めた空気——その記録はこちらで詳しく書いています。
自己採点の数字を見たときの、あの沈黙。頭では「出願校を考え直さないと」と分かっていても、親の私もしばらく言葉が出ませんでした。それでも、ここで親が動揺を見せたら子どもがもっと不安になる。平静を装うのが、最初の試練でした。


出願|双子受験で悩んだ志望校選び
共通テストが終わると、すぐに出願の判断を迫られます。B判定・D判定を前にして、国公立6校にどう出願するか。双子2人分の入試方式と費用を同時に検討しながら、私が直面した「選択の記録」です。
特に私立の入試方式の複雑さと、お金のリアルは、双子ならではの悩みでした。同じ年に2人分の受験料・入学金を動かすことになるため、「どこまで出願するか」の判断は家計に直結します。
双子だと、受験料も入学金も“同時に2人分”。出願校を1校増やすだけで家計の負担は数万円跳ね上がります。「受かってほしい、でも全部は出せない」——この葛藤は双子の親ならではでした。実際にかかった総額は別記事に全部書いています。




国立大学前期日程の挑戦|合格発表までの不安な日々
「手応えが…わからない」——試験が終わった夜、息子がつぶやいた言葉です。
怒涛の私立入試を終え、いよいよ本命の国立前期へ。泣いても笑っても、これが第一志望に挑める最大のチャンス。合格発表まで何日あったのか、もう数える気力もなかったほど、あの時間は長かった。信じて待つことしかできなかった、合格発表待ちの記録です。


前期ダブル不合格の絶望|後期日程への挑戦
前期の結果が出た日。次郎の発表は午前中、太郎は午後——二人とも、「不合格」でした。
太郎が「ない………」とひとこと言って部屋に閉じこもった後、私は声をかけることすらできませんでした。志望私立もダメ、志望国立もダメ。家族全員が真っ暗闇の中にいたあの一週間。それでも息子たちは後期日程に挑むことを選んでくれました。



「国立も私立も全部だめだった」という事実を、どう受け止めればいいのか分からない。かけるべき言葉も見つからない。それでも息子たちは自分から「後期を受ける」と言いました。親が背中を押したのではなく、本人たちが立ち上がった——その姿に、こちらが救われました。
卒業式が終わったにもかかわらず後期対策に時間を割いてくださった担任の先生への感謝は、今でも忘れられません。前期不合格になった時、親にできることはたったひとつ。詳しくはこちらの記事で。


3月末の電話|追加合格の衝撃
アパートも決め、入学金も払い、あとは引っ越しを待つだけだった3月末。突然、一本の電話が鳴りました。
「〇〇大学ですが、追加合格です」
不合格だと思い込んでいた次郎の第一志望校からの電話。国立の入学手続きが済んでいる状態で、すでに払ったアパート代・入学金はどうなるのか。パニックの中で親が下した決断の全貌はこちらで。
次郎が最終的に関関同立を選んだことで、国立用に契約していたマンションはキャンセルすることに。しかもそこは家電付きの物件で、本来なら違約金が発生するところでした。けれど、備え付けの家電を我が家が買い取ることを条件に、その違約金を免除してもらえることになったのです。「合格おめでとう」の直後に、こんなお金の話が待っているなんて——「受かってから決める場面」は、合格後にもう一度やってきました。


双子受験で親が学んだこと
双子受験を経て、親として何が一番大切だったかを振り返ると、意外にシンプルでした。
子供の受験は、親なら気になりますよね。子供たちが頑張って受験に臨んでいるのであれば尚更です。でも、親が心配してオロオロしていると、子供はそれを感じ取ってしまいます。
難しいですが、何があろうと普段と変わらない生活を提供することが一番大切だと感じました。普段通りだからこそ、子供は安心して受験と向き合えるのではないでしょうか。
そして、決して、子供は親の所有物ではありません。子供の人生は子供のもの。親は、
- 焦らない
- 情報に振り回されない
- 子どもの意思を尊重する
これらはとても大切なことなんだ、と私が学ぶことができました。
双子受験を終えて思うこと
子供の大学受験で、親は何ができるのでしょうか?ずっとこの気持ちを抱えて子供達の大学受験を送っていました。
今になって思うのは、ただただ、親の応援する気持ち。なのではないでしょうか?
- 経済的なことも、できるだけは努力する。
- 暖かい、栄養のあるご飯を作る。
- 言葉にせずとも、子供のメンタルに寄り添う。
正直、大学受験の時期って、素直に子供との意思疎通は難しい時期かもしれません。ですが、親がずっと応援している、という事実は、子供は感じ取るのではないでしょうか。
これから大学受験を迎える保護者の方へ
大学受験は、子どもにとって一つの試練かもしれません。ですが、親にとっても大変なことです。
子供が大学生になると、今までとは違い、親を頼ることも少なくなります。学校と家庭だけの世界から視野が広がり、子供の夢は広がっていきます。大学受験のとても大変な時期。でも、これはとても大切な時期だと思うのです。
どうか、この貴重な時間を真剣に向き合って頑張ってください。応援しています。



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- 塾なし受験の始め方 → 我が家が「塾なし」を選んだ理由と、双子を大学合格まで導いた教育方針
- 受験にかかったお金全公開 → 双子の大学進学費用はいくら?国立理系+私立文系でかかったリアル総額
- 追加合格後の手続き → 「おめでとう」の直後に地獄が始まる?後期試験合格後の72時間で親が死守すべき3つのデッドライン
- 大学4年間の費用→双子の大学費用4年間はいくら?国公立×私立の実額
双子受験でよくある質問
双子の大学受験は本当に大変ですか?
双子の大学受験は、受験日程や合格発表が同時に進むため、精神的にも経済的にも負担が大きいと感じました。特に合格発表の日は、二人同時に結果を確認することになるため、家庭全体が緊張感に包まれます。
双子受験で親ができることは?
私の経験では、親ができることは意外と多くありません。
- 普段通りの生活を保つ
- 子どもの話を聞く
- 焦らない
この3つがとても大切だと感じました。
前期で全部不合格でも、後期で合格できますか?
我が家は2人とも前期は不合格でしたが、後期で2人とも国立に合格しました。後期は募集が少なく倍率も高いですが、決して消化試合ではありません。最後まで諦めなかったことが結果につながったと感じています。
国立に合格しても、私立を選ぶことはありますか?
あります。我が家の文系の子は国立後期に合格し入学手続きまで済ませた後、第一志望の私立(関関同立)の追加合格をもらい、最終的に私立を選びました。学費は上がりますが、本人が4年間学びたい場所を優先しました。
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