保護者オープンキャンパスのシーズンが近づくと、毎年この悩みを耳にします。結論から言うと、親も行っていいし、むしろ親にしか確認できないことがあります。
我が家は双子だったので、オープンキャンパスも2人分。しかも理系と文系で見たい大学がまったく違い、日程のやりくりは正直大変でした。
この記事では、双子2人分のオープンキャンパスを回った母の実体験から、親が行く意味・見るべきポイント・段取りのコツをまとめます。
この記事でわかること
- オープンキャンパスに親が行くべきか(結論:行ってOK)
- 子どもとは違う「親がチェックすべきポイント5つ」
- 双子2人分・別々の大学をどう回したかの段取り
結論:親も行っていい。ただし「役割」が違う
オープンキャンパスは受験生本人のためのもの——そう思って遠慮する親御さんは多いですが、実際の会場には保護者がたくさんいます。大学側も保護者向けの説明会や個別相談を用意しているくらいで、親の参加は完全に想定内です。
ただし、子どもと親では見るべきものが違います。子どもは授業や研究室、キャンパスの雰囲気を。親はお金・通学・生活という「現実の部分」を。役割分担すると、1回の訪問で得られる情報が倍になります。
親がチェックすべきポイント5つ


我が家が実際に見てきて「これは親が見ておいてよかった」と思ったポイントです。
① 通学手段と所要時間
自宅から通えるのか、一人暮らしになるのか。最寄り駅からキャンパスまでの道のりや、朝の混雑も実際に歩くとわかります。これは費用に直結する、親にとって一番大事な確認です。
② 学費・奨学金の個別相談
多くの大学では保護者向けに学費・奨学金の相談コーナーがあります。パンフレットではわからない「実際にかかるお金」を聞ける貴重な機会なので、見つけたらぜひ立ち寄ってみてください。
③ 周辺の環境
一人暮らしの可能性があるなら、大学周辺の街の雰囲気・スーパーの有無・家賃相場の感覚は親の目で見ておくと安心です。
④ 食堂・図書館などの生活設備
4年間毎日使う場所です。食堂のメニューと価格は、仕送り額の見積もりにも役立ちます。
その上、食堂は大学の学生数に対して狭いところもあります。健康のために食堂でバランスのいい食事をとるつもりが、満席で入れないことが多々。というところもあるのです。
⑤ 就職支援の体制
キャリアセンターの場所や、就職実績の掲示は親目線でチェックしておきたいポイント。「入った後」と「出た後」を見るのは親の仕事だと思っています。
いつから行く?高1・高2からがおすすめ
「オープンキャンパスは高3になってから」と思われがちですが、高3の夏は受験勉強の天王山。何校も回っている時間はありません。
おすすめは高1・高2のうちに「広く浅く」回っておくこと。この時期は合否に関係なく気軽に見られるので、本命でない大学も含めて見比べられます。高3では本命と滑り止めの確認だけに絞る、という流れが理想です。
我が家も高1のときに最初のオープンキャンパスに行きました。
ただ、志望校という概念はまだ薄く、複数の大学の雰囲気を見て回った程度でした。
そして、高2ともなれば、ある程度志望校を絞って、数箇所に絞り見て回りました。
この時に、学部の説明や、入試の情報。実際にこの大学に入学になった場合のことを想定して、真剣に見て回ったのを覚えています。
最後の高3ともなれば、受験勉強が本格化しており、複数回る時間の余裕はありませんでした。息子たち、それぞれ第一志望校のみ行き、本人たちはそれぞれに「ここの大学に行く」という決意を口に出して言っていたのを鮮明に覚えています。
親の服装・持ち物Q&A
検索でよく見られている疑問に、サクッとお答えします。
- 親の服装は?→ きれいめの普段着でOK。スーツの保護者はほとんどいません。歩きやすい靴が一番大事です
- 持ち物は?→ メモできるもの・飲み物・もらった資料を入れるサブバッグ。夏は日傘や帽子も
- 親だけで参加してもいい?→ 部活などで本人が行けない場合、親だけの参加も意外といます。資料をもらって帰るだけでも価値があります
- 予約は必要?→ 最近は事前予約制が主流。人気の大学は枠が埋まるので、開催1ヶ月前には公式サイトを確認しましょう
双子2人分・別々の大学をどう回したか【我が家の段取り】
ここからは双子家庭ならではの話です。我が家は理系の子と文系の子で志望がまったく違ったので、見たい大学のリストも別々。単純に訪問数が2倍になります。
まず「開催日の一覧表」を作った
夏前に、2人の気になる大学のオープンキャンパス開催日と予約開始日をカレンダーに書き出しました。これをやっておくと日程の重なりが一目でわかり、「予約開始日を逃して行けなかった」を防げます。
日程が重なったときの分担
日程が重なった場合、我が家は主人と私。それぞれに役割分担をして、現地で確認してくる内容をあらかじめ決めて2人で共有していました。
ただ、親自身の都合が合わない時もありますよね。その場合は、子供にチェックしてくるべきことを子供と共有して友達と参加していいました。
理系と文系では「見るもの」が全然違った
理系の子は研究室や設備、文系の子はゼミやカリキュラムと、同じオープンキャンパスでも見るポイントがまったく違いました。親も「どっちの子の大学か」で頭を切り替える必要があり、これが双子のオープンキャンパスの一番大変なところだったと思います。
全部は回れない。行けない大学は資料で比較した
正直に言うと、気になる大学すべてには行けませんでした。遠方だったり、日程が合わなかったり、双子だと尚さらです。
だから我が家は「実際に行く大学」と「資料で比較する大学」に分けました。パンフレットで比較して、本当に行く価値のある大学だけに足を運ぶ。限られた夏の時間を使うには、この絞り込みが現実的だと思います。
オープンキャンパスに行ける大学は限られています。
だからこそ、まずは気になる大学のパンフレットを取り寄せて、学部・学費・通学・一人暮らしの有無を親子で比べておくと、行く大学を絞りやすくなります。
📮 行けない大学は、資料請求で「行ったつもり」に
スタディサプリ進路なら、気になる大学のパンフレットをまとめて無料で取り寄せられます。オープンキャンパスに行けなかった大学はパンフレットで比較して、実際に足を運ぶ大学を絞り込むのが効率的です。
※ 大学の資料請求サービスです。選択肢のひとつとして紹介しています。
親として感じたこと:一番の収穫は「帰り道の会話」
オープンキャンパスの一番の収穫は、実は大学の情報ではありませんでした。帰り道に子どもが話すことです。
「あの学部、思ってたのと違った」「ここなら通いたい」——普段は進路の話をしたがらない子も、見てきた直後は自然と本音が出ます。その表情で、本気度がわかります。
親が口を出しすぎる必要はありません。一緒に見て、帰り道に聞き役になる。それだけで、行った価値があると思います。
まとめ:オープンキャンパスは親子で行く「進路の作戦会議」
- 親も行ってOK。子どもは雰囲気を、親はお金と生活をチェック
- 高1・高2から広く回り、高3は絞って確認
- 双子・複数校は「開催日一覧表」で計画的に
- 全部は回れないので、資料請求との二段構えで絞り込む
志望校の決め方そのものは志望校の決め方5つのポイントに、滑り止め校のオープンキャンパスについては滑り止めのオープンキャンパスにも行くべき?に詳しく書いています。



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