大学生のスマホ代を見直すなら、先に毎月のデータ使用量・通話の量・大学や自宅のWi-Fi環境を確認してから、使い方に合う会社を選ぶのが近道です。
家や大学のWi-Fiが中心で、外ではLINEや検索を使う程度なら格安SIMは有力な選択肢になります。
一方で、外で動画をたくさん見る、一人暮らし先にWi-Fiがない、店舗でのサポートを重視したい場合は、大容量プランやキャリア系のサービスも含めて考えた方が安心です。
わが家も双子の大学進学を機に、家族そろってスマホ代を見直しました。
現在は日本通信SIMをメインに使っていますが、これまでIIJmioや楽天モバイルなども利用し、全員にとって一番よい1社はないとと思うのが正直なところです。
この記事では、大学生を持つ親の目線で、無理のない選び方と乗り換え前の確認点を整理します。
この記事でわかること
大学生の格安SIM選びで確認したいこと
- 大学生に格安SIMが合いやすいケース・合いにくいケース
- データ量、通話、Wi-Fi環境から考える選び方
- 一人暮らし・家族契約・初期設定で気をつけたい点
- わが家で候補にしやすいと感じたサービスの考え方
- 親子で事前に決めておくと安心なこと
まず結論|大学生の格安SIMは「料金」だけで決めない

使い方に合えば、固定費を見直しやすい
大学生のスマホは、使い方に合えば格安SIMで十分と感じる場面が多くあります。家や大学のWi-Fiを使い、外ではLINE、メール、地図、検索が中心なら、小〜中容量のプランで足りることもあります。
ただし、安さだけで選ぶと、データ量が足りない、昼休みに遅く感じる、設定や故障時の相談先に困る、といったことにもなりかねません。毎月の料金だけでなく、本人の生活と親がどこまでサポートできるかをセットで考えるのが大切です。
格安SIMよりキャリア系が合う家庭もある
店舗で相談できる安心感を重視したい、家族割や光回線とのセット割で料金に納得している、外出先で大容量通信を使う、といった家庭は、今のキャリア契約やサブブランドを続ける選択肢もあります。
大切なのは、「格安SIMに変えること」ではありません。今の料金と使い方を見直したうえで、家庭に合う契約を選ぶことだと思います。
大学生が格安SIMを選ぶ前に確認したい3つのこと

1. 毎月のデータ使用量
まずは、本人が毎月どれくらいデータを使っているかを確認します。スマホの設定画面や、現在の通信会社のマイページで確認できます。
家や大学のWi-Fi中心で、外ではあまり動画を見ないなら、小容量のプランでも足りるかもしれません。反対に、通学中や外出先で動画・SNS・ゲームをよく使うなら、最初から余裕のある容量を選んだ方が安心です。
2. 普通の電話をどれくらい使うか
大学生はLINE通話が中心になることもありますが、アルバイト先、就活、役所、病院などへ電話をかける場面もあります。短い通話でも回数が重なることがあるため、通話オプションや無料通話の条件も確認しておきます。
普段はデータ通信しか見ていなかった場合でも、直近数か月の通話明細を一度見ておくと、必要なオプションを考えやすくなります。
3. 大学・自宅・一人暮らし先のWi-Fi環境
必要なデータ量は、Wi-Fiがあるかどうかで大きく変わります。大学内や一人暮らし先でWi-Fiを使えるなら、スマホは小容量で足りることがあります。
一方で、一人暮らし先にWi-Fiを引かず、スマホだけで動画視聴、オンライン授業、調べ物、地図アプリを使うなら、小容量プランでは足りない可能性があります。大容量または無制限系のプランを、通信エリアとあわせて検討した方が安心です。
大学生のスマホ代|キャリア契約と格安SIMの違い

キャリア契約は、相談先が分かりやすい
大手キャリアやそのサブブランドは、通信の安定感や店舗・電話などのサポートを重視する家庭にとって、安心材料になりやすいと思います。家族割や自宅の光回線との組み合わせによっては、乗り換えなくても料金に納得できる場合もあります。
スマホの設定や故障対応を、これまでずっと店舗に任せてきた家庭なら、サポートの受けやすさも料金と同じくらい大切な判断材料です。
格安SIMは、使い方に合わせて固定費を抑えやすい
格安SIMは、データ容量や通話オプションを使い方に合わせて選びやすく、毎月の固定費を見直しやすいのが魅力です。大学生活は、入学前と入学後、実家暮らしと一人暮らしで使い方が変わることもあります。
最初から完璧な容量を決めるより、使った量を見ながら見直せるプランを選ぶ考え方もあります。なお、混雑する時間帯には通信速度が遅く感じる場合があるため、速度が必要な用途が多いかは事前に考えておきたいところです。
わが家で格安SIMを使って感じたメリット

毎月のスマホ代を意識しやすくなった
大学進学後は、授業料、教科書代、パソコン代、一人暮らしの準備費用など、出費が重なります。スマホ代は毎月かかる固定費なので、家族で契約内容を見直すきっかけになりました。
1台では小さく見える差でも、双子やきょうだいで複数台になると、家計全体では無視できない金額になります。だからこそ、本人にも毎月どれくらいかかっているかを共有するようにしています。
生活に合わせてデータ量を考えられる
実際に使ってみると、データをほとんど使わない月もあれば、外出や帰省などで多く使う月もあります。生活が変わりやすい大学生だからこそ、データ使用量を見ながらプランを考えるのは大切だと感じました。
わが家では、家や大学のWi-Fiを使うことが多いか、外でどんな用途に使うかを確認してから、容量を考えるようにしています。
家族で同じ会社にすると管理しやすい
家族で同じ会社を使うと、料金の確認方法やアプリの見方を共有しやすくなります。困ったときに親が一緒に確認しやすいことも、大学進学直後には助かりました。
ただし、家族全員が同じ会社である必要はありません。使い方が大きく違う場合は、それぞれに合う選択をする方がよいこともあります。
格安SIMの注意点|乗り換える前に知っておきたいこと

混雑する時間帯は遅く感じることがある
格安SIMでは、昼休みや夕方など、利用者が集中する時間帯に通信が遅く感じる場合があります。LINE、メール、検索、地図アプリが中心なら困らないこともありますが、外出先で動画視聴、オンライン授業、ゲームをよく使う子は注意が必要です。
速度の感じ方は、場所や時間帯、端末、回線によっても変わります。通信エリアや公式の案内を確認したうえで、必要な容量と速度を考えてください。
初期設定や手続きは自分で行う場面がある
格安SIMでは、SIMカードの差し替え、eSIMの設定、APN設定、回線切り替えなどを自分で行う場合があります。公式サイトの手順どおりに進められることも多いですが、初めてなら不安に感じるのは自然なことです。
わが家では、入学前の余裕がある時期に親子で一緒に設定しました。引っ越し直前や入学式の前後は慌ただしいため、準備できることは早めに進めておくと安心です。
メールアドレス・キャリア決済を確認する
キャリアメールを連絡先や各種サービスの登録に使っている場合は、乗り換え前に確認が必要です。メールアドレスを変更する場合は、登録しているサービスもあわせて見直します。
また、サブスク、アプリ課金、電子マネーなどをキャリア決済にしている場合は、支払い方法が変わる可能性があります。乗り換える前に、何をスマホ料金とまとめて支払っているかを確認しておきましょう。
大学生向け|格安SIMを家庭別に選ぶ考え方

とにかくスマホ代を抑えたい家庭
家や大学のWi-Fi中心で、外ではあまりデータを使わないなら、小容量プランを選びやすいでしょう。わが家で現在メインに使っている日本通信SIMは、料金を抑えたいときの候補の一つです。
ただし、店舗でのサポートを重視する場合や、設定をすべてお店に任せたい場合は、安さだけで決めず、サポート面も含めて検討することをおすすめします。
少なめ〜中容量を無駄なく使いたい家庭
家や大学のWi-Fiを使うことが多く、外ではLINE、メール、検索などが中心なら、少なめ〜中容量のプランが候補になります。端末の買い替えもあわせて考えたい場合は、端末セットの条件も確認します。
IIJmioで便利だと感じたのは、高速データ通信をアプリでON/OFFできることでした。LINEやメール、ちょっとした検索などは低速通信に切り替えて使えば、高速通信用のギガを温存できます。動画視聴など速度が必要なときだけONにする、と使い分けられるのがよかったです。
ただし、低速通信は動画視聴には向きません。また、短期間に低速通信を多く使うと速度制限の対象になることがあるため、用途に応じた使い分けが必要です。
少なめ〜中容量で安く使いたいなら
IIJmioは、少なめのデータ容量から選びやすく、端末セットも検討しやすい格安SIMです。家や大学のWi-Fiを使うことが多い大学生や、スマホ代を抑えたい家庭には候補にしやすいと思います。
IIJmioで便利だと感じたのは、高速データ通信をアプリでON/OFFできることでした。LINEやメール、ちょっとした検索などは低速通信に切り替えて使えば、高速通信用のギガを温存できます。動画視聴など速度が必要なときだけONにする、と使い分けられるのがよかったです。
ただし、低速通信は動画視聴には向きません。また、短期間に低速通信を多く使うと速度制限の対象になることがあるため、用途に応じた使い分けが必要です。
※料金・キャンペーン・対象条件は変わるため、申し込み前に公式サイトで最新情報を確認してください。
一人暮らしでWi-Fiを引かず、データを多く使う家庭
一人暮らし先にWi-Fiを引かず、動画視聴、調べ物、地図アプリなどをスマホ中心で使うなら、大容量プランが候補になります。楽天モバイルのように、使ったデータ量に応じて料金が変わるプランも、生活スタイルによっては比較する価値があります。
わが家は自宅に光回線があり、現在はスマホ側で大容量を必要としていません。そのため日本通信SIMをメインにしていますが、Wi-Fiのない一人暮らしでは判断が変わると感じます。申込前には、大学周辺・自宅・一人暮らし先のエリアを公式サイトで確認してください。
一人暮らしでWi-Fiを引かないなら
データをたくさん使う子は、楽天モバイルのような大容量向けプランも候補になります。わが家は現在メインでは使っていませんが、「下宿先にWi-Fiを引かない」「動画や調べ物をスマホ中心で使う」という家庭なら、比較してみる価値はあります。
※料金・エリア・キャンペーンは変わるため、申し込み前に公式サイトで最新情報を確認してください。
今の回線に合わせて乗り換えたい家庭
今使っている端末や回線との相性を考えながら乗り換えたい場合は、回線の選択肢があるサービスを確認するとよいと思います。NUROモバイルは、ドコモ・au・ソフトバンク回線から選べる点が特徴です。
最初は少なめの容量から始め、足りなければ見直すという使い方も考えやすいでしょう。対応端末、選べる回線、データの繰り越し条件などは、申込前に公式サイトで確認してください。
回線を選びながらスマホ代を抑えたいなら
NUROモバイルは、ドコモ・au・ソフトバンク回線から選べるため、今使っている回線に合わせて検討しやすい格安SIMです。低容量から始めたい家庭や、月によって使うデータ量に差がある大学生にも候補にしやすいと思います。
※料金・キャンペーン・対象条件は変わるため、申し込み前に公式サイトで最新情報を確認してください。
通信の安定感やサポートを重視する家庭
オンラインでの手続きや初期設定が不安な場合は、店舗で相談できる会社や、サポートを受けやすいサービスも候補になります。UQモバイルのように店舗相談が可能な場合があるサービスは、完全オンライン型に不安がある家庭にとって検討しやすい面があります。
LINEMOはオンライン専用ですが、LINEをよく使う子や、シンプルな料金体系を希望する家庭には候補になるでしょう。どちらが合うかは、料金だけでなく本人の使い方とサポートへの不安の大きさで考えるのがおすすめです。
大学生のスマホ契約で親子が決めておきたい4つのこと

スマホ代は誰が支払うか
スマホ代を親が払うのか、本人がアルバイト代から払うのかは、先に話しておくと安心です。親が支払う場合でも、毎月いくらかかっているかを本人に共有すると、固定費への意識を持つきっかけになります。
大学生になるタイミングは、お金の管理を少しずつ本人に伝えるよい機会でもあると感じています。
データを使い切ったときの対応
データ容量を使い切ったときに、追加購入するのか、低速のまま使うのか、翌月まで待つのかを決めておくと、あとで揉めにくくなります。
特に親のカードで支払っている場合は、追加購入の扱いを事前に話しておくと安心です。
契約名義をどうするか
大学進学を機に本人名義にするのか、親名義のままにするのかも確認しておきます。本人名義にする場合は、支払い方法や問い合わせの手順を本人が理解しているかも一緒に確認しましょう。
名義だけを変えるのではなく、契約内容や毎月の支払いを自分で管理する練習につなげられるとよいと思います。
困ったときに誰が対応するか
スマホがつながらない、設定が分からない、SIMを入れ替えたいというときに、誰が対応するかを決めておくと安心です。
入学前に、親子でマイページやアプリの見方、問い合わせ先、本人確認に必要なものを一度確認しておくと、いざというときに慌てにくくなります。
まとめ|大学生の格安SIMは、生活に合わせて選ぶ

まずは使用量とWi-Fi環境の確認から
大学生にとって格安SIMは、スマホ代を見直す有力な選択肢です。ただし、全員に同じプランが合うわけではありません。
まずは、毎月のデータ使用量、通話の量、大学・自宅・一人暮らし先のWi-Fi環境を確認してみてください。そのうえで、節約を優先するのか、大容量を優先するのか、サポートを優先するのかを親子で話せば、選択肢を絞りやすくなります。
わが家では、実際に使いながら見直してきました。最初から完璧な答えを決めるより、本人の生活に合わせて無理なく続けられる契約を選ぶことが大切だと思います。
にほんブログ村

コメント